水族館が好きで、ふらっと行ったりします。ちょっと薄暗い中に、ライトアップされた色とりどりの魚たちが優雅に泳ぐ姿を見ているとリラックスできます。中でもお気に入りなのが「くらげ」です。触手に強力な毒を持っていて、刺されたら危険という怖いイメージがありますが…触らず見ているだけならとても魅力的な生物だなって思います。
たくさんのくらげたちが、ふわふわと浮遊しながらさまよっている様は、時間を忘れてついつい見てしまいます。体が透明で透けているから、ライトを照らすと様々な色に見えるのもとっても綺麗で良いですよね。
ふと、自宅にもクラゲ水槽があったらいいなあなんて思いました。クラゲの水槽をたまに見ながらの読書なんかできたら優雅で贅沢だなあなんて。調べたらクラゲって種類は多いけど、飼育できる種類というのは限られているようです。一般的にはミズクラゲ、タコクラゲ、カラージェリーフィッシュあたりが飼育するのには適してるみたい。
最近だと、クラゲ飼育セットが5~6万円ほどで販賣されているようで、それくらいなら買えるかなって思ったけど、やはりクラゲの飼育はなかなか難しいですよね…。寿命も早いと半年くらいらしくそれを聞いたら、自分で飼育するのは諦めようと思いました。なので、これまで通り、水族館でクラゲを鑑賞します!
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クラゲに魅了される
図書館、行ってみてください
みなさんは、図書館を利用していますか?私は昔から図書館が大好きでした。小さいころ、靴をぬいで一段高くなっている子供コーナーみたいなところがあって、そこでたくさんの絵本から好きなものを探して、のんびり読むことが好きだったんですよね。絵本も好きだったけど、その子供コーナーみたいなところの雰囲気がすごく好きで、小さなテーブルや椅子なんかもあって、かわいい感じでした。
学生の頃も、図書館の自習室をよく利用していましたし、大学の頃は、パソコン利用もできることもあってよく入り浸っていました。
図書館を利用したことがない、ほとんどしないという人がいますが…もったいないです(笑)図書館にはメリットがたくさんです。
まずいちばんすごいのは「無料」ということ!!施設を利用することも、本をその場で読むことも、借りることもぜーーーんぶタダです。買うとかなり高い本も無料で読めますし、中には絶版でもう手に入らない貴重な本だったあることがあります。
あとはやはり、本の種類の多さですかね。最近、本屋さんは本が売れないこともあり、半分が雑貨売り場になっていて置かれている本が少なくなってきています。一度図書館に足を運んで、その本の多さを見てほしいです。絶対、一冊は興味のあるものが見つかると思います。
本を読むメリットは、ここでは語り尽くせないので割愛しますが、非常にたくさんあります。本を読む機会が減っている方こそ、図書館へ行ってみてほしいです。タダです。しかも、空調がしっかりときいており、読書するには最適な場所まで用意されています。
あなたは特に何か用意することもなく、ただ図書館へ行くだけでいいのです。本当に利用しないのはもったいないと思うので、ぜひお近くの図書館へ行ってみてくださいね。
寒くなってきたので紅茶用のコースターを
一気に寒くなってきて、読書にも温かい飲み物が必要になってきました。最近は紅茶にこだわっていて、アールグレイからダージリン、アッサムなどの茶葉はもちろん、セイロンティーの細かい種類の茶葉も集めています。さっぱりとした味わいのキャンディ。コクが特徴のルフナ。高級品種として扱われることの多いヌワラ・エリヤ。最近のお気に入りはもっぱらヌワラ・エリヤ。ストレートティーにしてもミルクティーにしても、抜群においしい!笑
紅茶にこだわりはじめると、茶器にもこだわりたくなってくるもの。元々形から入るタイプなので可愛いティーカップや、美しい装飾が施されたティースプーンなどを見るとワクワクします。
ふと、マグカップ用にコースターを作ってみようかと思いました。どうやらかぎ編針で可愛いコースターが作れるみたい。そうと決まれば本屋さんへGO。ここは大きな本屋さんなので、ハンドメイドの棚も充実しています。初心者向けのかぎ編の本を数冊パラパラとめくると、これからこんな可愛いものを作れるんだなと今から楽しい気分に。本によって説明の仕方、デザイン、文字の量などが違って、どれが自分に合ったものか真剣に選びます。ついつい長居して一時間ほど色々見た後に無事買いました♪
いつかは訪れたい雪深い町
雪といえばどんなことを思い浮かべますか。頭に浮かんだままに挙げてみると、温泉、かまくら、サルに鍋などでしょうか。でもこれだと思うのは、あの有名な日本文学に名を刻む小説かもしれません。トンネルを出た時に目の前に銀世界が広がる状況を表現したフレーズを学生時代の授業で知ってからというもの、ずっと潜在意識にひっそりとあり続けており、美しくも汚れの無さを抱く白い雪は、この恋愛小説にぴったりだと思うのです。
さて私の友人は数年前に、初めて雪国を訪れたそうで、今まで冬に寒いところへ行ったことがなかった彼女は、行く前からかなりの心積もりをしていました。ヒートテックの上着やブーツを用意して、万全な態勢で臨んだと話してくれたことが印象に残っております。しかしながら実際訪れてみると、その純白な世界観ときりっとした寒さが心から好きになったと嬉しそうに目を輝かして語ってくれました。そして今後もぜひ機会があれば行きたいと願っているそうです。その話を聞いてからというもの、私もいつか必ず行きたいと思いを募らせております。もし雪深いところへ行くことができたであれば、あの小説と同じシチュエーションで広がる真っ白な世界を見てみたいという切なる願いがに胸に広がって離れません。
駅のホームで!?
時々、電車の中でパンやお菓子を食べてる人を見かけます。最近、特に増えたように思います。以前ならそんな風にして電車の中で何かを食べてるのって、中学生や高校生が多かったのに、最近ではれっきとした大人もいます。
先日の週末、駅で乗り換えの電車を待っていた時です。5分くらい時間があったから、私は、その間本を読んでいました。そしたら、突然隣に立って並んでいた女性がバッグから何かを取り出して、食べだしたんです。ん? 思わずその女性を見てしまいました。というより、見ずにはいられなかったんです。だって、駅のホームですよ。それも、みんなが並んでいるところで。むしゃむしゃという表現がこれほどぴったりすることがあるかなって思ってしまいました。彼女はもちろん学生なんかじゃありません。立派な大人です。服装を見ても、これからお仕事に行くことがわかりました。家を急いで出てきたのかもしれません。けど、1つを食べ終えたら、もうひとつ取り出したんです。もう驚きというより、隣にいながら楽しくなってきました。私は旅に出かけた時には、特急の中でのお弁当は楽しみだけど、毎日の通勤ではなかなかそんな気にはなりません。けど、それもアリかも。電車を待っている間に、本を読むかパンを食べるか……どちらも時間を有効に使っているんですものね。
席をゆずること
電車には優先座席があります。けど、朝や夕方の通勤のときにはビジネスマンが普通に占領していることが多いように思います。一応、他から埋まっていくけど、結局はそこも埋まります。もちろん、空けておかないといけないわけじゃなくて、必要とされる人に譲りましょうということなんですけどね。まぁ、本来はそこに限ったことじゃないんですよね。
でも、座ったら寝てしまっている人も多いから、なかなか気づかないこともあると思うんです。実は、先日の私もそうでした。私の場合、電車で座れたときには本を読みます。小説の続きが楽しみで仕方がないこともあります。先日、いつものように小説を読んでいたら、隣の学生服の男の子がスッと立ち上がったんです。本から顔を上げてみたら、傍に立っていた高齢の女性が「ありがとう」と言って腰かけたんです。「そういうことだったの?」と思った私は、同時に自分は全く気にしていなかったことが少し恥ずかしくなりました。
そういえば、いつも座っているときは本のページに目はくぎ付けだから、周りに立っている人のことなんか見ていないことが多いんです。もちろん、たまたま顔を上げたときに気づくかもしれませんけど、今までにそんな記憶がありません。私って、自分の事しか考えてなかったなって大反省でした。
デパートという場所
普段、買い物にはデパートよりショッピングモールに行くことの方が多いです。あまり行かないから、慣れないということもあるけど、やっぱり気軽さからいくと、ショッピングモールの方が楽ちんです。デパートは高級なものが並んでいるということもあるけど、店員さんだって雰囲気が違います。若くて飛び跳ねているような雰囲気の店員さんはいません。そりゃ、それぞれのブランドの雰囲気を大事にしているんですものね。
実は、先日読んだ短編小説の舞台がデパートだったんです。読んでいたら、思わず「わかる!」と言ってしまいそうなことが何度もありました。平日にそこに来ているお客さんの描写やお店の人の描写など、「まさにそう」「よく言ってくれました」といった感じです。特に、化粧品売り場での出来事は、私も経験があることでした。お肌のチェックをしてもらって、マッサージをしてもらったら、絶対に褒めながら欠点を指摘して、それを補うための化粧品を勧められるんです。気が弱い人はそこで必ず『お買い上げ』ということです。小説の主人公は気が弱いわけじゃなかったけど、高価な美容液やハンドクリームを買っていました。けど、それこそが、主人公の心の闇に繋がることだったんですけどね。
私は主人公とは全く性格も環境も違うけど、彼女のデパートの見方がすごく面白かったんです。それも一日中そこで時間をつぶすというんですから。私にはそんなことはとてもできそうにないって思ってたけど、一日中そこにいたら何か違ったものが見えてくるかもしれません。
男の子にしては意外
先日の仕事帰りのことです。週末の少し遅い時間だったから通勤の人は少なく、電車は空いていました。余裕で座ることができて、小説の続きも読めました。そのときに、私の隣には20代前半くらいのなかなかオシャレな男子が二人座っていました。二人ともすごくリラックスムードだったから、仕事や学校帰りではないみたいでした。それに、一人の男子は顔が赤かったから、お酒も入っているようでした。私は小説を読みながら、視線は手元のページに向けているけど、耳は二人の会話にしっかり向いてしまっていました。車でどこどこまで行ったけど……とその時の様子を説明していたり、帰ってからのことを話していたりと、特別に変わった話ではなく、日常の話題なんだけど、テンポのいい会話は聞いていても気持ちがイイものです。ところどころに笑いのポイントもあったりして。思わず、途中でチラッと隣りに顔を向けてしまったほどです。けど、そのときに、意外にも一人の男子の手には文庫本が握られているのが見えたんです。「どうして?」と不思議な感じでした。不思議というのも失礼かもしれませんけど、私は無意識に彼らが本なんて読まなさそうだと思い込んでいたんです。カバンに入れてるとかじゃなくて、そのまま手に持ってるところが気になった点でもあるんですけどね。だって、明らかに何かの飲み会の帰りだと思えるんですもの。勝手に色々想像してしまいました。待ち合わせまでに時間があって、書店に立ち寄ったところ、探してた本が見つかってしまって、つい買ったのかな、とか。あれこれ物語のように考えてるなんて、私の空想癖もたいしたもんだって可笑しくなりました。
絵本のレビューを書けば……
先日、職場に人からこんなことを言われました。「絵本のレビューを書くコンテストみたいなのがあるんだけど、出してみたら?」って。いきなりだったからすぐには意味が理解できませんでした。彼女は私が読書が好きなことをよく知っています。だから声をかけてくれたみたいなんです。指定された絵本を読んでそのレビューを投稿するコンテストがあって、入賞したら賞品があるらしいです。たまに懸賞や公募の雑誌を見ることもあるけど、色んなコンテストがあるものです。「ココに載ってるから」って教えてもらったんだけど、絵本だからなぁって正直、少し迷います。それも、どれでもいいんじゃなくて指定されたものときてるんですもの。さらに、海外のものらしいんです。まず、それを探すところから始めなきゃいけません。
コンテストが掲載されているというサイトは確認しました。その絵本はなかなか面白そうではありました。でも、読みかけの小説があります。ストーリーも佳境に入ってきて、続きが楽しみなんです。だから、それを読み終えたら……トライできるかもしれません。けど、せっかく声をかけてもらったんだから、なんだか知らん顔もできません。もちろん、そんなコンテストに出したって、選ばれる可能性なんて限りなく低いとは思うんですけどね。まぁ、最近、絵本なんて読んでないから、意外にも面白くてハマったりするかもしれませんしね。
方言っていいな
先日、電車に乗っていたとき、その日私はあいにく座れなかったから、小説が読めないなぁって少し残念に思いながら立っていました。車窓を流れていく景色を見ながら、密かにお腹をへこませたりしていました。そしたら、ふと私の前に座っている二人連れの女性の話し声が耳に入ってきたんです。二人は地元の人ではないようでした。その日に行って来たらしい場所の話や翌日のことなどを話していました。でも、全部がしっかり聞き取れたわけではありません。なぜなら、どこかの方言だったからです。いつも思うんだけど、方言っていいですよね。たまに、電車や街中で親戚が住んでる地域の言葉が聞こえてくることがあるけど、すごく心が動きます。親戚のおばさんの顔が浮かんで来たり、と懐かしい気持ちでいっぱいになるんです。でも、全く知らない地域の方言だって気になります。
この前、読んでた小説は、主人公の父子の会話がすべて京都の言葉で書かれていて、すごくいい味を出していました。京都の『はんなりとした』雰囲気って言葉にも出ていますよね。ストーリーもなかなか面白かったんだけど、セリフの掛け合いがとても気に入ってしまいました。たまに、方言で会話が進められている小説を読むことがあるけど、私はその雰囲気が大好きです。そして、その町の様子が書かれていたら、絶対に行ってみたくなりますしね。
その日、私は乗り換えの駅までずっと、目は車窓の景色に向いているけど、耳は二人の会話に向きっぱなしでした。