この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

Monthly Archives: 4月 2015

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いつまでも残って欲しいもの

昔から建造物になんとも言えない魅力を感じてはいましたが、中でも東京タワーが好きです。スカイツリーではなく、東京タワーのほう。あのたたずまい、鉄骨らしい姿、バランス、とっても魅力的だと思います。私だけかな?なんて思ってたんですが、実は写真集も出るくらい同好の士が多いと最近知りました(笑)
でも、もう役目は終わっているんですよね。今はまだ観光名所として愛されていますが、今後はどうなるんでしょうか?きっと今後、老朽化という問題も出てくると思います。高さもありますし、強風や自信などで崩れたりしては大事ですよね。きっとそうなる前に建て替えなり、解体なりという措置がとられると思うんですけど…おそらく建て替えということは無いですよね。ただの観光名所であれだけのものを維持するとなるとお金もかかるでしょうし。
そうなるといずれは解体されてしまうんでしょうか?ブームにもなった小説のタイトルにもなっていますし、残って欲しいものですけど…。江国さんのほうも、リリーさんのほうも、どちらも映画化までされてますもんね。30年後に見返したとき、「そういえばそんなものもあったなあ」なんて言うのはちょっと寂しいのでいやですね。中に入る事はできなくてもいいから、形だけでも残ればいいなあなんて、わがままかもしれませんね。

あわてんぼうのおっちょこちょいなのでよく怒られます

時々、自分でも驚くくらい行動のすべてが裏目に出てしまうことがあります。おっちょこちょいなのはいつものことなんですが、いつも以上にうまくいかないというか…むしろもう悪い結果にしかならないくらい。そういう時は何をしてもだめなんだとわかっているのですが、それでもやっぱりあがいてしまうんですよね。
この前なんて、そんなつもりは全くなかったのに友達を怒らせてしまいました。フォローしようと思って言葉を重ねれば重ねるほどどんどん友達の機嫌が悪くなっていくのが手にとるようにわかりました。もうこれは黙っているしかないと思い静かにしていました。
でも、さすが長年私と友達関係を続けている人であるだけあって、私に悪意が無いことはわかってくれていたようで、一冊の本を渡されました。お笑い芸人さんの本で、面白いと噂になっている本だったのです。読めということかなと思って読んでいたら、もう止まらなくなってしまって…最終的には友達が怒っていることも忘れて笑いながら読んでいました。
ふと顔を上げたら怒った顔のままの友達が居たので、あわてて何か話そうとしたら、「落ち着いた?」と友達がにこっと笑うのです。私が本を読んでいる間に、友達のほうは自分の中で怒りを沈めていたようです。大人だなあと感心しつつ、同じ年齢なのにあせるばかりの自分と比べてちょっと落ち込んだのでした。