この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

Author Archives: Admin

開けてしまった昔の恋の思い出

先日、押し入れの整理をしていたら片隅で小さい段ボールを発見しました。ちょっとギクリとしつつ開けてみると思った通り、昔好きだった人との思い出グッズたち。よく一緒に聴いたCDやデートで行った映画館や動物園の半券、プレゼントしてもらったアクセサリー…当時は号泣しながらこの段ボールに詰めたんですよね。当時の私には「捨てる」・「忘れる」ということができませんでした。でも見ると泣けてきてつらくなってしまう…捨てた方がいいと思いつつ、そうできない当時の私は「しまう」という選択をしました。さすがに今はもう悲しいとか寂しいって気持ちは無いし、今がとても幸せですが、なんだか心がぎゅっとなるような不思議な感覚です。もう連絡を取ることはないけれど彼には感謝しかありません。ありがとう。
本が好きだと言った私に初めてプレゼントしてくれたのがしおりでした。金箔で猫の絵が描いてある可愛いデザインです。このしおりだけ残してあとは全部処分しました。…って普通このしおりも捨てるべきなんですかね?!(笑)未練がましいかな?(笑)
でも悪い思い出や消し去りたい過去では無いので、良い思い出としてとっておきたいって思います。あーこんな恋をしたなぁってたまに振り返るのも、自分のこれまでの軌跡の一部なんですから悪いことじゃないですよね。

店舗に足を運ぶからこその楽しみ

最近ふと思うのですが本屋さんって変わりましたよね?私が子供の頃と比べて、とってもオシャレなお店が増えた気がします。文房具だけじゃなくちょっとした雑貨やお洋服まで売っていたり、置いてある本もですがなんて言うんだろうちょっとしたオシャレなものをぎゅっと集めたような感じでしょうか?もちろんそんな本屋さんばかりではありませんがなんとなく「本屋も変わったなぁ」なんて思いました。
それとも私が足を運ぶお店がそういう系統が多いだけでしょうか?田舎や昔ながらの本屋さんは今どのくらい残っているのかな。ネットで簡単に注文できるし、電子書籍もありますから本屋さんも大変ですよね。お洒落な店舗も昔ながらの店舗も私は大好きです。どうか便利なこの時代に負けないで欲しいです。
本屋さんで買った本を「早く読みたいなぁ」って大事に抱えて歩く帰り道なんて、私にとってはすごく楽しい時間なのですが…共感してくれる人はいるでしょうか?本じゃなくても、一目惚れしたワンピースとか、アイシャドウとか。「早く着たいなぁ」「似合うかなぁ」って手に持つショップバック見るだけでルンルンしませんか?
便利では無いかもしれないけどそういう日常の小さなワクワクをいつまでも忘れないでいきたいと思います。

本は自分の一部になる

先日美容院で読んでいた雑誌の特集に「人生を変えた本」特集っていうのをやっていてじっくり読んでしまいました。
「変えた」まではいかなくても「ずっと心に残ってる」とか「影響を受けた」本なら誰でも1冊はあるのではないでしょうか。私にももちろんありますよ。でも1冊だけ教えてくださいって言われたら難しいですね。大好きですごく大切にしている本がいくつもあるので選べないです!
その雑誌には自己啓発本が多く紹介されていましたが、小説も、漫画も、小さい頃読んでいた図鑑とかだってその人にとっては自分を形成した一部なんだろうなって私は思います。だから小さい頃からたくさんの本に触れて欲しいし、大人になって忙しくなっても本と触れ合う時間は大切だと思うんですよね。
気づいたり、知ったり、考えたり、すごく豊かな時間になります。さっきも書いたけど漫画だって全然アリ!きゅんってときめいたり、熱くなったり、感動して泣いてしまったり、心が動くのもいいんですよね。
こうやって書いてると読みたい欲がムクムクしてきますね(笑)
特集に載ってた本でいくつか私も読んでみたいのがあったので近々買って読んでみようと思います♪私に良い影響を与えてくれますように♪

花開く時にたてる音を聞きたい

大きな池のある公園へ出掛けることがあります。その池は公園の真ん中に君臨しており、近くにある動物園からも、また動物園を走るモノレールからも見ることができるのが魅力です。私はなぜかこの池が大好きで、最寄りにある美術館を訪れ帰りには決まって立ち寄ることにしています。
何故こんなにも惹かれるかというと、ハスが植わっているからかもしれません。ピンクと白のコントラストが美しくかつ艶やかな花は、どこかしとやかさを感じるため眺めていると心がふんわりと和むのです。ある冬にここを訪れた時には、根っこが水にひしめいていて、泥と茶色くなった茎と根が絡まる姿に貫禄を覚えたと共に、とてつもない力を感じたのでした。そして美しさとタフな生命力を兼ね備えた二つの姿に魅了され、四季折々の姿を観賞したいと思ったことが心に残っております。
ふとそんなことを思い出すきっかけとなったのは、とある小説にあった「ハスの花が開く時に小さな音がする」という文章でした。夜は花弁を閉じ、朝になるとまた開くそうで、その際に小さくにわかな音を発するそうです。以前にもこの話をどこかで聞いたことがあるような気がしますが、それは遠い昔過ぎて覚えていません。「開く時の音はどんななのだろう」と考えても想像できず、一度は聞いてみたいという思いに駆られております。もしその神秘を感じることができたら、私の中の何かが変わるのではないかという淡い気持ちが胸の中に沸々と湧きおこるのでした。

幾度となく読み返す海のある街を舞台にしたマンガ

海のある街を舞台にしたお気に入りのマンガを読み返してみました。この作品はある夏に起こった数奇な出来事を描いており、どれも不思議でどこか芸術的な香りを含んだストーリーです。私の身の上には起こったこともないような摩訶不思議な出来事が忽然と起こり、そしてゆっくりと風化してゆくような淡々とした作品です。例えば、ガラクタのようで見方によっては宝物のような漂流物が流れ着く海岸のこと、昔から言い伝えられている伝説が記された小説にあるエピソードが実際に起こってしまう出来事など、非常に奇妙なことがこの街には多々起こるのです。しかしながら、それらをあたかも当たり前のように捉えて受け入れる登場人物達の姿は非常に味わい深く、最大の魅力でもあります。私は頻繁にこのマンガを読み返しているためか、ページを開く度に懐かしさを感じると共にまるでマンガの舞台なった海辺の街の住人になったような気持ちになるのです。できることなら美しい海が広がるこの土地に住んでみたいというささやかな願望も生まれて来るのでした。
季節の移り変わりの中で、人も街も変化を遂げてゆくことを感じながら、非常に個性的な登場人物達と後味がよいさっぱりとしたストーリーに心から愛着を抱いております。それが何度もこの作品を手にする最大の理由だと感じています。

いつかは訪れたい雪深い町

雪といえばどんなことを思い浮かべますか。頭に浮かんだままに挙げてみると、温泉、かまくら、サルに鍋などでしょうか。でもこれだと思うのは、あの有名な日本文学に名を刻む小説かもしれません。トンネルを出た時に目の前に銀世界が広がる状況を表現したフレーズを学生時代の授業で知ってからというもの、ずっと潜在意識にひっそりとあり続けており、美しくも汚れの無さを抱く白い雪は、この恋愛小説にぴったりだと思うのです。
さて私の友人は数年前に、初めて雪国を訪れたそうで、今まで冬に寒いところへ行ったことがなかった彼女は、行く前からかなりの心積もりをしていました。ヒートテックの上着やブーツを用意して、万全な態勢で臨んだと話してくれたことが印象に残っております。しかしながら実際訪れてみると、その純白な世界観ときりっとした寒さが心から好きになったと嬉しそうに目を輝かして語ってくれました。そして今後もぜひ機会があれば行きたいと願っているそうです。その話を聞いてからというもの、私もいつか必ず行きたいと思いを募らせております。もし雪深いところへ行くことができたであれば、あの小説と同じシチュエーションで広がる真っ白な世界を見てみたいという切なる願いがに胸に広がって離れません。

ぜひ作ってみたい乾物レシピ

お友達の部屋のリビングの窓辺に、素敵な一冊の本が立て掛けられていました。それは乾物を使ったレシピが納められた書籍でした。ひじき、高野豆腐、切り干し大根や麩などを利用した手軽で栄養満点なおかずは、どれも非常に魅力的でした。特に高野豆腐のステーキや麩のピザは、和と洋のコラボレートを思わせるなかなか斬新な組み合わせでもあります。私はこの日、その本を見ながら作ってみたい料理を丁寧にメモして帰宅したのでした。その後時々あの日のメモを参考にして、料理にいそしむことに余念がありません。
さて、私がとても印象に残っているのはこの書籍の後ろに図書館の貸し出しカードが入る小さなポケットがついていたことです。友人に訪ねてみたところ、近所の小学校で地域住人への本の貸し出しをおこなっているとのことで、そこで借りたと話してくれました。そのポケットには借りた日付が刻まれており、たくさんの方々がこの作品を手にしてきたことが分かりました。ぼんやりとカードが入るポケットを眺めながら、みんなのお気に入りレシピはどれだろうと想像するのも楽しくて、この本が地域に住む人々のよき時間を提供していることも興味深く思いました。私も自分が住む町がおこなっているサービスを積極的に利用していこうと思っております。

会社のトップに立つ人に宿る強靭な精神

先日、若くして会社を立ち上げた男性が執筆した本を読みました。今まで起業家の書籍を手にしたことはあまりありませんでしたが、非常に面白かったため最後までノンストップで完読したのでした。ITバブルに差し掛かる前に起業し、バブルの崩壊により大きな挫折をしながらも、現在はたくさんの従業員が働く企業へと成長させた社長が記した文章は非常に胸を打つものでした。また社長イコール大金持ちというイメージが先行してあった私には、この本を読んだことで大きなカルチャーショックを受けたのでした。そこにはお金を生み出すことは基より熱意と仕事への大きな愛情が感じられたことは言うまでもありません。そのモチベーションは誰でも持つことが出来るものではないように感じました。
また90年代に起こったITバブルとその崩壊について書かれた文章からは、今まで知らなった経済や株についての動きを知るためのもよい勉強になりました。素人の私には株を上場させることがここまで大変なことだと思っておらず、経営者達がどれだけの困難を乗り越えて今に至るかを知るよい機会にもなったと思います。
この作品は、著者が心の中をさらけ出すように苦しかった時代を書いていることが最も印象的でした。そこからはどんな成功者であっても苦節を経験しながら、それを糧に生きていることが分かります。そしてハングリー精神という言葉だけでは表現できないような行動力が備わっていると強く感じました。この作品との出会いをきっかけに、これから様々な分野で活躍する社長や経営者の書籍をもっと読んでいきたいと思ったのでした。

幾つになっても楽しく生きたい

年を重ねることはたくさんの楽しみを知ることでもあり、それと同時に悩みや不安にさいなまれる頻度が増えてゆくことでもあります。例えば老後の蓄えや十年後のライフスタイルなど、マイナス方向へいざなう思考は行き場のない不安を抱きかねません。こんつめ過ぎることはよくないとは分かっていても、こうした懸念が頭の中に浮かぶとなかなか消えずに大きく広がってしまうものです。しかしながら考えていても仕方ありません。1年先や10年先の明るい展望を抱くのではなく、ネガティブな想像を膨らませることは自らの未来をも閉ざしてしまいます。そんな不安や懸念を回避するため、私は「女性のためのライフスタイル」について書かれた本を読むことを覚えました。世の中にある多種多様な考え方を学び、一つの価値観に執着せずに幅広い考え方を持つことは、よりよい生き方を選ぶことができる方法だと知ったからです。また「知ること」や「学ぶこと」は、たくさんの選択肢を持つことにも繋がってゆくと思うようになりました。
先日読んだ本に書かれていた、「貯蓄額を他人とは比べないこと」「60歳になっても10万円位は稼ぐことができる術を身に着けておくこと」というセンテンスはとても印象に残っております。特に後者は非常に興味深く感じ、気持ちを前向きにしてくれました。
「幾つになってもやりたいことは出来る」と人生の先輩方から教わることがあります。将来の不安にさいなまれながら生きることよりも、未来を切り開いてゆく心意気を持つことは人生を楽しむためにとても必要なことなのです。

ドイツの自転車事情からみる経済の価値観

金銭感覚は人それぞれ異なるものです。それは育った環境や年収、はたまたライフスタイルなど影響されることが多々あるため、人の数だけお金に対する考え方があることに気付かされます。
昨晩、ライフスタイルと金銭感覚に関する興味深いことが掲載された書籍を読みました。著者がドイツに行った時のこと。出会う人々が乗る自転車は、日本よりも高価なものが多く、みんなパーツを個別に買い、独自の愛車を作り乗りこなしていたそうです。自分のこだわりを持ち、愛情をかけた高価な自転車を長く大切に使う姿勢から、日本での消費について考えさせられたと書かれていました。確かに日本で暮らしていると幾らでも高いものを買うことも出来るし、ここ最近は安くものを買うこともいとも簡単に出来る時代になったように思うのです。もちろん安くても良いものもたくさんあるし、愛用して大切にしているグッズも多々ありますが、安易に購入できることで物に対する価値がおざなりになってしまうことも経験してきました。
この書籍からそれぞれの暮らしや思考により「こだわり」は異なることを学んだものです。そのため、「私にとってこれだけは譲れないもの」に対しては、高額を払ってでも長く使うことを考えてもよいのではないかと感じております。
もしかすると自分にとってのこだわりが分かった時、本当に大切なことも見えてくるのかもしれません。暮らしてゆく中で切っては切れないお金と上手にお付き合いすることができれば、よりよいライフスタイルが開けるのではないかと思いました。