この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

ケータイ小説って、書いた人の人となりや雰囲気が凄く身近に伝わってくるものだと思うんです。有名な作家さん達はやっぱり遠いところにいるんだろうなぁ~という印象を持ってしまうんですが、携帯小説の作家さんたちは何だか自分にとても近い場所にいるような気がして…。それが、作品の世界に読者を惹きこむ一つの魅力なのかな?って思ったりします。

いつの間にか落ちていたんです

こんなに落ちていたなんて全く気づかなかったんです。って、何かを落としたわけではありません。これ、視力のお話です。本を読むときは平気だけど、テレビや遠くを見るときにはメガネがないとよく見えません。けど、めんどくさいからかけないことも多いんです。なぜなら、以前はコンタクトレンズをしていたからです。でも、ある時から急にドライアイになってしまって、コンタクトレンズをすると、その違和感に耐えられなくなったんです。だから、メガネに変えたってわけです。でも、なかなか慣れなくて……どうしても必要に迫られたときにしかかけません。普段はかけたりかけなかったり、そのときの気分です。それに、小説やスマホなどの手元を見るときには裸眼だから気づかなかったんです。でも、先日、メガネをかけてるのに、なんとなく遠くがハッキリしていないって思ったんです。そのままの状態で、片方ずつ目を閉じてみました。私の目は左右でかなり視力が異なります。もちろん、そのあたりはメガネでは調整されてるはずです。けど、そのとき、気づいたんです。どっちの目もちょっとぼんやりしてるって。その事実に驚きを隠せませんでした。いつのまに、こんなことに……。小説を読むのには不自由はないんだけど、次のお休みにはメガネ屋さんに行く必要がありそうです。

男の子にしては意外

先日の仕事帰りのことです。週末の少し遅い時間だったから通勤の人は少なく、電車は空いていました。余裕で座ることができて、小説の続きも読めました。そのときに、私の隣には20代前半くらいのなかなかオシャレな男子が二人座っていました。二人ともすごくリラックスムードだったから、仕事や学校帰りではないみたいでした。それに、一人の男子は顔が赤かったから、お酒も入っているようでした。私は小説を読みながら、視線は手元のページに向けているけど、耳は二人の会話にしっかり向いてしまっていました。車でどこどこまで行ったけど……とその時の様子を説明していたり、帰ってからのことを話していたりと、特別に変わった話ではなく、日常の話題なんだけど、テンポのいい会話は聞いていても気持ちがイイものです。ところどころに笑いのポイントもあったりして。思わず、途中でチラッと隣りに顔を向けてしまったほどです。けど、そのときに、意外にも一人の男子の手には文庫本が握られているのが見えたんです。「どうして?」と不思議な感じでした。不思議というのも失礼かもしれませんけど、私は無意識に彼らが本なんて読まなさそうだと思い込んでいたんです。カバンに入れてるとかじゃなくて、そのまま手に持ってるところが気になった点でもあるんですけどね。だって、明らかに何かの飲み会の帰りだと思えるんですもの。勝手に色々想像してしまいました。待ち合わせまでに時間があって、書店に立ち寄ったところ、探してた本が見つかってしまって、つい買ったのかな、とか。あれこれ物語のように考えてるなんて、私の空想癖もたいしたもんだって可笑しくなりました。

『いただきます』の意味

先日、友人とのランチでイタリアンレストランに行きました。その時「いただきまーす」と言った私たちの声が重なりました。そしたら、彼女がこんなことを言ったんです。「いただきますって言葉の本来の意味って知ってる?」って。本来の意味? いつも何気に言ってる言葉だけど、意味なんて深く考えたことがありません。でも、料理を作ってくれた人への感謝の気持ちなんじゃないかな。そう答えたら、「それもひとつだけど、本当は、肉や魚や野菜の命をいただきます、なんだって」と言うんです。私たち人間の命に変えるから、それを感謝しての言葉なんだそうです。命の問題となるとなんだかちょっと重いお話です。私は料理を作ってくれた人への気持ちの方がしっくりくるなぁって思っていました。
友人とそんな話をしてから、数日後、小説にもよく似た内容が出てきたからビックリしました。料理人のご主人がお客さんに料理の説明をする場面があったんだけど、最後に出した豆腐の汁椀を、お客さんは豆腐以外の複雑な香りがするって言ったんです。それは、『鮎ずし』にした鮎の骨をサッと炙って出汁にしたからだというのが料理人の答えでした。そして、「鮎は年魚と言って短い命だから食べ尽くして成仏させてあげないと可哀想なんです」とご主人は話しました。その一節が私に友人との会話を思い出させました。そして、やっぱり命をいただくことへの感謝の気持ちが大事なんだって、不思議と思えてきたんです。これからは心を込めて言います。「いただきます」って。

絵本のレビューを書けば……

先日、職場に人からこんなことを言われました。「絵本のレビューを書くコンテストみたいなのがあるんだけど、出してみたら?」って。いきなりだったからすぐには意味が理解できませんでした。彼女は私が読書が好きなことをよく知っています。だから声をかけてくれたみたいなんです。指定された絵本を読んでそのレビューを投稿するコンテストがあって、入賞したら賞品があるらしいです。たまに懸賞や公募の雑誌を見ることもあるけど、色んなコンテストがあるものです。「ココに載ってるから」って教えてもらったんだけど、絵本だからなぁって正直、少し迷います。それも、どれでもいいんじゃなくて指定されたものときてるんですもの。さらに、海外のものらしいんです。まず、それを探すところから始めなきゃいけません。
コンテストが掲載されているというサイトは確認しました。その絵本はなかなか面白そうではありました。でも、読みかけの小説があります。ストーリーも佳境に入ってきて、続きが楽しみなんです。だから、それを読み終えたら……トライできるかもしれません。けど、せっかく声をかけてもらったんだから、なんだか知らん顔もできません。もちろん、そんなコンテストに出したって、選ばれる可能性なんて限りなく低いとは思うんですけどね。まぁ、最近、絵本なんて読んでないから、意外にも面白くてハマったりするかもしれませんしね。

苦手意識をなくせば……

小説を読んでいたら、なんとも性格のキツイ女性が登場しました。主人公との会話を読んでいても、腹が立ってくるほどです。そんなこと言うかなと思ってしまい、彼女の声が聞こえてきそうな感じです。本当は声というより声のイメージと言った方が正しいのかもしれないけど。洋服は赤を着てると思うんです。もちろん、これも勝手な想像ですけど。でも、本当に苦手な人です。
たまに、仕事で会う人でも、なかなか手強いなって思うことがあります。仕事だからお付き合いするけど、プライベートでは絶対に無理だなって思ってしまいます。そんなときは、きっと向こうも同じように思ってるんでしょうね。
でも、小説では物語の後半で、その人の性格は変わらないけど、心の奥の部分に触れられていて、ちょっとほろっとしてしまう場面がありました。誰でも弱い部分ってあります。そして、100%悪い人もいません。そう考えたら、性格が合わないから、キツイからと言って、全てを自分の物差しで判断するのは間違っていますよね。ピシャンと扉を閉めてしまうんじゃなくて、受け入れる努力は必要です。うーん。自分自身に言い聞かせます。いつも仕事で会うあの男性。苦手意識をなくして心を開いて話せば、何がが違ってくるかもしれません。大事なのは自分が変わること。きっとそうなんだと思います。

眠くならないランチとは

仕事中に眠くなると困ります。特に午後の会議などは要注意です。ジッとデスクでパソコンに向かうのも危ないです。でも、これは人間の生理的なことらしいんです。この前、読んだ本にも書いてあったんです。人間は午後1時から3時くらいには眠くなるものなんだそうです。たまに、お昼休みに小説の続きを読んでいたら、すでに眠気が……なんて日もあります。なんでも、その時間帯に眠くなる物質が分泌されるんだとか。けど、ランチの種類によって少しは調整することができるんだそうです。
その本によると、お昼に食べる物や種類によって血糖値が急上昇します。それに反応してインスリンが大量に分泌されて、結果インスリンが効き過ぎて血糖値が急低下して、一時的にブドウ糖不足の状態になって、頭がボーっとしてしまったりするんですって。だから、食後に眠くならないためには、糖質を摂りすぎないことが大事なんです。白いごはんやパンを避けて、玄米や胚芽米、全粒粉のパンなど色付きの物を摂るのを基本にすればいいんですって。そして、野菜を先に食べて、それから魚や肉、大豆などのたんぱく質、ごはんなどの糖質は最後に摂るようにすることがイイみたいです。そして、時間をかけてゆっくり食べることも大事なんだそうです。そうすれば、眠気対策になるんですって。理屈はよくわかります。けど、これをお昼休みに実行するとなると、ちょっと難しいんじゃないかって思うのは、私だけでしょうか。

方言っていいな

先日、電車に乗っていたとき、その日私はあいにく座れなかったから、小説が読めないなぁって少し残念に思いながら立っていました。車窓を流れていく景色を見ながら、密かにお腹をへこませたりしていました。そしたら、ふと私の前に座っている二人連れの女性の話し声が耳に入ってきたんです。二人は地元の人ではないようでした。その日に行って来たらしい場所の話や翌日のことなどを話していました。でも、全部がしっかり聞き取れたわけではありません。なぜなら、どこかの方言だったからです。いつも思うんだけど、方言っていいですよね。たまに、電車や街中で親戚が住んでる地域の言葉が聞こえてくることがあるけど、すごく心が動きます。親戚のおばさんの顔が浮かんで来たり、と懐かしい気持ちでいっぱいになるんです。でも、全く知らない地域の方言だって気になります。
この前、読んでた小説は、主人公の父子の会話がすべて京都の言葉で書かれていて、すごくいい味を出していました。京都の『はんなりとした』雰囲気って言葉にも出ていますよね。ストーリーもなかなか面白かったんだけど、セリフの掛け合いがとても気に入ってしまいました。たまに、方言で会話が進められている小説を読むことがあるけど、私はその雰囲気が大好きです。そして、その町の様子が書かれていたら、絶対に行ってみたくなりますしね。
その日、私は乗り換えの駅までずっと、目は車窓の景色に向いているけど、耳は二人の会話に向きっぱなしでした。

ちょっと一杯いきたくなります

小説を読んでいて、その中に美味しそうなものが出てきたら、やっぱり食べたくなります。今までも、あんこたっぷりのおはぎが出てきた時には、駅前の和菓子屋さんに自転車を飛ばしましたし、ツヤツヤのイチゴが登場すれば、翌日にはスーパーでどれにしようかと選んでいました。私の想像力は特に食べ物に関してはずば抜けています。だって、もう口の中いっぱいにその味が広がるんですもの。
でも、今、読んでる小説に出てくるのは日本酒なんです。それも、色んな銘柄のものがエピソードごとに出てくるんです。私は日本酒にはあまり詳しくないから、銘柄を聞いたところで、どんなお酒かはわかりません。でも、主人公が会話の中で説明してくれるから、なんとなくイメージできます。その小説の舞台が京都だからか、その名前も素敵なものが沢山出てきます。だから、読んでいたらなんだかキュッといきたくなるんです。美味しいおつまみを見つけてって考えたら、ワクワクしてきます。誰かとおしゃべりしながらだときっと楽しいでしょうけど、一人きりでもちょっと乙な感じです。と言っても、今までに一人で日本酒なんて飲んだことないですけどね。普段は職場の人を居酒屋さんに行ったときに、誰かが頼んだら一緒にいただくといった具合です。だから、甘口とか辛口とか、全てはお任せです。でも、時々びっくりするくらいフルーティなものもあります。うーん。お家で一人でキュッといっちゃいますか?

この電車大丈夫?

先日の仕事帰りのことです。ちょうど夕方の帰宅ピークを過ぎていて、かといって飲み会の人達が帰るには早い時間だったからか、電車が空いていて座ることができました。長く乗るわけじゃないけど、小説の続きを少しは読めます。バッグから本を出して続きのページをめくりました。読み始めると集中してしまうから、ときどき車窓の景色を見たり、駅に着いた時にアナウンスに耳を傾けないと乗り過ごしてしまいます。先日も、いつのまにか電車は駅を出発していました。「あ、もう動いていたんだ」とまったく気づかなかった自分に驚く始末です。そして、また本に視線を戻したその時、ガタンガタンという大きな音が聞こえてきました。思わず顔を上げて周りを見ました。でも、特に変わったことはなかったんです。だから、不思議に思いながら、続きを読み始めました。そしたら、またです。どうも、私が腰かけているところから少し離れた床の下から聞こえてきてるようでした。「大丈夫?」「この電車、壊れかけてない?」となんだか不安になってきて、もう文字を追っても集中できませんでした。何人かは私と同じようにその音を気にしてるようでしたけど、ほとんどの人は知らん顔でした。ということは、それってありがちなことなのかな、と思ってみたりもしましたけど、普段、聞いたことがない音だったんですもの。降りる駅に着くまで、ヒヤヒヤものでした。けど、その後,事故のニュースなんてなかったから結局大丈夫だったみたいです。私ってたまに心配性なんですよね。

心地よい接客

今までに接客で気を付けることや人とのコミュニケーションで大事なことについて、本を読んできました。そのたびに、納得できることばかりで、自分を見つめ直していたんです。だから、頭ではけっこう理解しています。でも、なかなかできていないところもあります。だから、職場の人ですごく褒め上手な人がいるんだけど、いつも見習いたいなって思っています。
人は聞き上手にならないといけないと思うんです。人間は自分の話すことに耳を傾けてくれる人、自分の意見に同意してくれる人、そして、褒めてくれる人に好意を持つものです。それがわかっていても、そのタイミングって意外と難しいと思います。その時にスッと口に出せなくて、あとで、「ああ言えば良かった」「こう言えば良かった」なんて後悔することがあります。今、読んでる小説の主人公の女性の接客が本当に素晴らしいんです。お客さんに話を伺っているときに褒めるタイミングや気持ち良く話せる質問など、感心するばかりです。小説なのに、まるで自己啓発本やビジネス書を読んでるような気持になります。これって、ほんとうに質問力だなって思いますしね。彼女の会話は、自分の気持ちや感想を織り交ぜてるんだけど、その中に褒め言葉が入っていることがほとんどだから、相手も気持ちよく話し続けられます。それも、取って付けたような褒め方じゃないんですもの。この小説、かなり勉強になります。シリーズで続くから、全部読破したいです。