この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

Monthly Archives: 11月 2016

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絶対に食べたくなります

小説って不思議だなっていつも思います。文字だけを追っているのにいつのまにか、そこには鮮やかな映像があります。絶対に実生活では出会えないことや体験できないことを疑似体験できるんですから。それも、同じ小説を読んでも読み手によって違う印象を持つんですものね。
私は小説に食べ物が出て来た時にはいつもものすごく食べたくなります。細かい描写があればあるほど、頭の中でそのことがどんどん膨らんでいくんです。自分なりにその料理のイメージが出来上がっていきますもの。お菓子であれば、お皿に乗ったその映像がくっきりと浮かんできます。この前読んでた小説には和菓子が沢山出てきて、もう食べたくて食べたくて仕方なくなり、とうとう我慢できずに駅前の和菓子屋さんに行きました。
そんな風に考えていると、食べ物が出て来る物語がたまたま続くのか、気にしてるからそう思うのか、それはわからないんだけど、今はスープです。そう、今読んでる小説に出て来るんですよ、美味しそうなスープが。もちろん美味しそうな映像は私の想像ですけどね。けど、読んでたらいい匂いまで感じてしまいます。だから今、ウズウズしてます。あとでいっぱい野菜を買って、たっぷり時間をかけて、とびっきりのスープを作ろうって。

今や女性だけじゃない

先日、本屋さんをぶらぶらしていて雑誌コーナーを見ていた時のことです。驚いたことに男性用の美容雑誌があるんですね。中をチラッと見てみたら、化粧水や乳液、美容液に加えて、お肌の美白とか歯のホワイトニングとかが載っていて、本当に女性顔負けの内容でした。以前テレビでも、その雑誌に書いてあるように洗顔にこだわりを持っていて、洗顔後のお手入れにもたっぷり時間をかけているという人を見たことがあります。確かその人寝る前にはパックもしてたっけ。私なんか完全に負けています。
そういえば、最近は美容整形でも男性が増えていて、ヒアルロン酸注入や脱毛をする人までいるという記事を思い出しました。垣根がなくなってきたというか、お化粧も服装もそうですものね。でも、大昔はみんな普通にお化粧をしていたらしいんです。なんとなく平安時代の男性はお化粧してたんじゃないかな、とも思えます。想像してみても全く違和感ありません。
肌だって汚いよりはキレイな方がいいに決まってるんだけど、あまりにお肌がツルツルな男性が増えたら、それはそれで、ちょっと困る気がします。女性としての立場がなくなるじゃないですか。男性のみなさん、あまりに美を極めないで、ほどほどにしておいてください!とても追いつけそうにないので。