この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

Monthly Archives: 3月 2017

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それがオチだったなんて!

子どもの頃に読んだ童話で今でも記憶に残っているものがいくつかあります。その中でも『不思議の国のアリス』は紙芝居も持っていて、何度も読んでいました。だから、アリスの顔や洋服も頭の中には鮮明に残っています。もちろん、走って行ったウサギもはっきりと覚えていますし、ハートの女王や猫や帽子屋なども記憶にあります。けど、途中の色んなキャラクターは覚えているのに肝心な結末がなぜか曖昧になってしまっていたんです。そのことには気づいていましたけど、そこをあえて追及しようとか真実を確かめようとか思いもしなかったし、友人とそんな話もしたことはありませんでした。
でも先日、『不思議の国のアリス』についての記事を読んだんです。それを読み始めた時には特に結末がどうだったかなんてことさえも気にも留めていませんでした。けど、あらすじの紹介を読み進めていくと、ラストの展開が衝撃だったんです。アリスはお姉さんの声で目が覚めるって……「不思議の国って夢だったのね」って唖然です。どうやってアリスは落ちた穴から出たのかって全く記憶になかったはずです。子どもの頃はラストが夢で終わっても全然受け入れられてたんですね。他にも、童話には最後は夢だったっていうのがあったように思います。今となっては、そんなことで終わるなんて許せないかもしれません。「こらぁ、夢だったんかい!」なんて、突っ込んでしまいそうですもの。

今度、行ってみない?

先日、タウン誌を読んでいたら新しい水族館のことが特集されていました。そこで見ることができる珍しい魚や動物の紹介や併設されているカフェのことなどが詳しく載っていて、写真を見ているだけで楽しくなりました。カフェなんか、とてもそんな所にあるお店と思えないくらいオシャレで洗練された感じなんです。それだけでも行ってみたくなります。でも、実際には久しく行っていません。一体いつ行ったかなって考えても思い出せません。友人と会ったとしても、久しぶりに映画に行こうかとか、話題になってる絵の展覧会に行こうかなどの話はあるけど、水族館は選択肢にあがることは絶対にないです。けど、タウン誌にも書いてあったけど、デートスポットとしてはオススメらしいです。地域ごとでの海の様子を再現されていることも多く、普段目にすることがない生き物を見ることで会話も広がるし、非日常な感じが気持ちを高めたりするんだって。まるで海のなかにいるような巨大な水槽があったり、水槽がトンネルになっていたりと、テンションが上がること間違いナシです。そういえば、小説やドラマや映画には時々出てきますよね。やっぱり、物語に必要なエッセンスがたくさん詰まった場所なんでしょうね。友人に提案してみようかな。「今度、水族館に行ってみない?」って。