この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

恐怖心展

少し前の話になりますが、話題になっている「恐怖心展」に行ってきました。

こちらは去年大成功をおさめた「行方不明展」あと同じく人気ホラー作家「梨」と「イシナガキクエを探しています」や「飯沼一家に謝罪します」などのフェイクドクメンタリーを手掛けるプロデューサー「大森時生」と「株式会社闇」が集結して開催された展示会です。

恐怖心展はその名前の通り人々の心にある「恐怖心」を展示しています。
そんな概念みたいなものをどうやってと思うんですが、行けば納得します。

たとえば「集合体に対する恐怖心」という展示には3つの集合体らしき写真が飾られています。説明にはとある三人の人物がはじめて集合体を恐怖した写真を並べたと書かれています。

また「電話に対する恐怖心」という展示には「ワンコール出でる!」というシールが貼られた電話機が置かれていました。
解説によるととある企業に勤めていたクレーム担当の男性が使っていた電話だそうです。彼は勤めて数カ月後にはなってもいない電話の着信音に悩まされ業務に支障がでたとか…。

こんな感じで人間が感じるさまざまな恐怖を形にしたものと、それについての解説が書かれているものがたくさん展示されておりました。

恐怖心という概念じみたものを展示しようと考えるのってすごい発想ですよね。
自分にも刺さる恐怖心が何個かあってゾクゾクすることもありましたがとても楽しめました。
パンフレット書籍もせっかくなので購入しました。

またこういうの来年もやってほしいです。

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