ディズニー映画でもおなじみの「美女と野獣」が大好きです。アニメーションも実写映画もどちらも見ましたがとてもよかったですね。
さて、この美女と野獣のヒロインのベルは読書が好きという設定があります。街にある貸本屋の本をあらかた読み終え、同じ本を3度も読んでしまうほどの読書好きです。
そのことを街の人から美人だけど読書なんかしてる「変わり者」と言われています。街一番の猟師、ガストンからも「こんな絵もない文字ばかりの本を読んで」と、ベルの読んでいた本を見て呆れていました。
そんなシーンを見て読書好きなのってそんなに変?って子供のころは思ったのですが、美女と野獣の時代設定だと、当時の人は読書は疎か、文字も読めない人が多かったのかもしれません。
そんな中、女性でありながら文字を読むことができ、読書を心から楽しむことができるというのはかなり珍しかったのでしょう。ベルのお父さんは発明家なので、子供の頃に文字をお父さんから習っていたのかもしれません。
なにかの作品で見たことがありますが、昔の日本でも大学を目指す女性にたいして「女のくせに大学なんて、男の真似事はやめて女は嫁入り修行でもしてろ」みたいな衝撃的なセリフを見たことがあります。
私にとって読書や知識の探究はとても楽しいことなので、偏見なく楽しめる現代に生まれてよかったです(笑)