この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

ちょっと一杯いきたくなります

小説を読んでいて、その中に美味しそうなものが出てきたら、やっぱり食べたくなります。今までも、あんこたっぷりのおはぎが出てきた時には、駅前の和菓子屋さんに自転車を飛ばしましたし、ツヤツヤのイチゴが登場すれば、翌日にはスーパーでどれにしようかと選んでいました。私の想像力は特に食べ物に関してはずば抜けています。だって、もう口の中いっぱいにその味が広がるんですもの。
でも、今、読んでる小説に出てくるのは日本酒なんです。それも、色んな銘柄のものがエピソードごとに出てくるんです。私は日本酒にはあまり詳しくないから、銘柄を聞いたところで、どんなお酒かはわかりません。でも、主人公が会話の中で説明してくれるから、なんとなくイメージできます。その小説の舞台が京都だからか、その名前も素敵なものが沢山出てきます。だから、読んでいたらなんだかキュッといきたくなるんです。美味しいおつまみを見つけてって考えたら、ワクワクしてきます。誰かとおしゃべりしながらだときっと楽しいでしょうけど、一人きりでもちょっと乙な感じです。と言っても、今までに一人で日本酒なんて飲んだことないですけどね。普段は職場の人を居酒屋さんに行ったときに、誰かが頼んだら一緒にいただくといった具合です。だから、甘口とか辛口とか、全てはお任せです。でも、時々びっくりするくらいフルーティなものもあります。うーん。お家で一人でキュッといっちゃいますか?

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