この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

ヘッドホンによる味付けの違い

先日、ヘッドホンの買い換えを行いました。以前のものは長年愛用してきたものでしたが、それゆえに音割れし、すでに左側が聞こえなくなっていました。名残を惜しみながらも廃棄し、ネットや知人に助言をもらいながら、やっとのことで新しいヘッドホンを決めることが出来ました。
聞いて驚いたのは、今まで聞こえなかった音が聞こえたことですね。団子状になって押しつぶされていたと思しきものが確かな存在感を持って響いてきた時は、思わずはっとさせられました。いつも聞き慣れているお気に入りの音楽ですらこうなら、飽きてしばらく聞いていないようなものはどうなるのだろうと思い、さっそく昔のCDを引っぱり出して、片っ端から試聴してみました。
私が選んだヘッドホンはクラシックに強いと評判のものだったのですが、多分に漏れず、クラシック系統の音楽は軒並み音質が向上したように感じられました。本当に美しかったです。
その反面、ロックや打ち込み系は元気がなくなって、ちょっとボヤッとしているように感じられました。この辺りは何か方策を練って何とかしたいですね。ロック系に強いヘッドホンを買ってしまうのが1番手っ取り早いような気もしますが。
ともあれ、音楽を聴くのが楽しくなりました。小説を読む時のお供としても、大活躍してくれています。

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