この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

【歴女】それぞれ

一時期、【歴女】という言葉がもてはやされましたね。今はだいぶ広い語義を持つようです。前々から歴史が好きで研究職に進んだ友人などは、そう呼ばれると渋い顔をしていました。
私も割と歴史は好きな方です。彼女ほど真剣ではないので、ニワカ的な意味の【歴女】ってところでしょうか。教科書などは今でもたまに読み物として楽しんでいます。歴史小説も大好きです。あくまで小説、ですが。
前述の彼女いわく、彼女も昔は歴史小説が大好きだったそうです。でも、俗説やウソも搦めてドラマティックな展開で魅せるそれらが、今はあまり好きではないのだとか。研究者ならではの感覚かもしれません。
私はあまり気にしないのですが。面白ければ。でも、真偽の不確かな説を採用しているのかもしれない、と思うと、ちょっとひっかかるところがあります。余裕があれば調べに行きます。できれば真相や文化的背景を知りたい、という欲求もあるので。
小説は小説、史実は史実。色んな楽しみ方があるのが、歴史の良いところですね。現代日本だと、ゲームやドラマ等できっかけがたくさんあるのも、【歴女】がクローズアップされる理由の1つとなったのでしょう。聖地巡礼しやすいのも良いですよね。私にとっての聖地は某古都。またそのうち強行軍してこようと思います。

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