この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

リレー小説の魅力

ネット上で様々な作家たちが紡いでいくリレー小説。一時期これにハマっていました。今でも大好きです。というのは、先の展開が全く読めないから。とがった個性を持つ作家がメンバーに入っていると、もうドキドキのワクワクです。本人たちも先が読めなさすぎて、なかなか続きが書かれないまま――ということもあるのですが、そうなったらそうなったで仕方がないのかなと。
小説の書き方などの本では、まずプロットを書いてから本編を書け、という流れになりますよね。リレー小説でもそれが可能かというと、そうではない。ある程度打ち合わせした上で、プロットもガッチリ決めた企画、というのはお目にかかったことがないです(どこかにあったらごめんなさい)。
きっと作家たちも、先の読めなさを楽しんでいるんですよね。自分とは違う他人がメンバーに混じっているから、本当にどうなるかわからない。託されたバトンにどんなレスポンスをするか?というのも楽しみの1つなのではないかと思います。作家の個性が際立ちますし、うまく話を繋げなくてはならないため、お話作りのセンスとテクニックが要求されます。さぞかしやりがいがあるのではないかな、と思います。
そうして数珠繋ぎになった小説の、何と面白いことか。好きな作品は、今でもたまにサイト等に行って読んでいます。

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