この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

静かな戦い

スポーツが好きな人は多いですよね。健康のために何らかの運動をしている人も多いでしょう。私の周りにも趣味で野球やサッカーをやってる人がいます。マラソンの大会があれば参加している人もいます。やらなくても観るのが好きっていう人もいます。けど、戦いは戦いでも頭のスポーツと言われるものもありますよね。それは将棋や囲碁などです。体は動かさないけど、知能の戦いで息つく間もないくらいなんです。スポーツに負けないくらい体力を使うと言われています。将棋の対局をテレビでちらっと見たことがあるけど、長期戦だし、ずっと頭を使い続けるのって相当の気力と体力なんだろうなって思います。この前から読んでる小説には、小学校1年生の女の子が将棋の棋士として登場しています。読んでいたら、まるで現実のことのように思えてくるんです。私の頭の中にはその子がはっきり見えてるんですもの。可愛らしいのに、真剣な顔で対局している様子が。心からスゴイなって思ってる自分がいて、「これは現実じゃないのに」ってかぶりを振る始末です。私は全く詳しくないのに物語を読んでたら将棋もわかってるような錯覚に陥ります。なんだか自分でもできるんじゃないか、勝てるんじゃないかっていう気になってしまいます。もちろん、これは甘い考えですけどね。そうそう、オセロなら子供の時にかなり打ち込んでやっていました。けど、長い間やってないなぁ、オセロ。久しぶりにやってみようかな。静かな戦い。

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