この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

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幾度となく読み返す海のある街を舞台にしたマンガ

海のある街を舞台にしたお気に入りのマンガを読み返してみました。この作品はある夏に起こった数奇な出来事を描いており、どれも不思議でどこか芸術的な香りを含んだストーリーです。私の身の上には起こったこともないような摩訶不思議な出来事が忽然と起こり、そしてゆっくりと風化してゆくような淡々とした作品です。例えば、ガラクタのようで見方によっては宝物のような漂流物が流れ着く海岸のこと、昔から言い伝えられている伝説が記された小説にあるエピソードが実際に起こってしまう出来事など、非常に奇妙なことがこの街には多々起こるのです。しかしながら、それらをあたかも当たり前のように捉えて受け入れる登場人物達の姿は非常に味わい深く、最大の魅力でもあります。私は頻繁にこのマンガを読み返しているためか、ページを開く度に懐かしさを感じると共にまるでマンガの舞台なった海辺の街の住人になったような気持ちになるのです。できることなら美しい海が広がるこの土地に住んでみたいというささやかな願望も生まれて来るのでした。
季節の移り変わりの中で、人も街も変化を遂げてゆくことを感じながら、非常に個性的な登場人物達と後味がよいさっぱりとしたストーリーに心から愛着を抱いております。それが何度もこの作品を手にする最大の理由だと感じています。

会社のトップに立つ人に宿る強靭な精神

先日、若くして会社を立ち上げた男性が執筆した本を読みました。今まで起業家の書籍を手にしたことはあまりありませんでしたが、非常に面白かったため最後までノンストップで完読したのでした。ITバブルに差し掛かる前に起業し、バブルの崩壊により大きな挫折をしながらも、現在はたくさんの従業員が働く企業へと成長させた社長が記した文章は非常に胸を打つものでした。また社長イコール大金持ちというイメージが先行してあった私には、この本を読んだことで大きなカルチャーショックを受けたのでした。そこにはお金を生み出すことは基より熱意と仕事への大きな愛情が感じられたことは言うまでもありません。そのモチベーションは誰でも持つことが出来るものではないように感じました。
また90年代に起こったITバブルとその崩壊について書かれた文章からは、今まで知らなった経済や株についての動きを知るためのもよい勉強になりました。素人の私には株を上場させることがここまで大変なことだと思っておらず、経営者達がどれだけの困難を乗り越えて今に至るかを知るよい機会にもなったと思います。
この作品は、著者が心の中をさらけ出すように苦しかった時代を書いていることが最も印象的でした。そこからはどんな成功者であっても苦節を経験しながら、それを糧に生きていることが分かります。そしてハングリー精神という言葉だけでは表現できないような行動力が備わっていると強く感じました。この作品との出会いをきっかけに、これから様々な分野で活躍する社長や経営者の書籍をもっと読んでいきたいと思ったのでした。

幾つになっても楽しく生きたい

年を重ねることはたくさんの楽しみを知ることでもあり、それと同時に悩みや不安にさいなまれる頻度が増えてゆくことでもあります。例えば老後の蓄えや十年後のライフスタイルなど、マイナス方向へいざなう思考は行き場のない不安を抱きかねません。こんつめ過ぎることはよくないとは分かっていても、こうした懸念が頭の中に浮かぶとなかなか消えずに大きく広がってしまうものです。しかしながら考えていても仕方ありません。1年先や10年先の明るい展望を抱くのではなく、ネガティブな想像を膨らませることは自らの未来をも閉ざしてしまいます。そんな不安や懸念を回避するため、私は「女性のためのライフスタイル」について書かれた本を読むことを覚えました。世の中にある多種多様な考え方を学び、一つの価値観に執着せずに幅広い考え方を持つことは、よりよい生き方を選ぶことができる方法だと知ったからです。また「知ること」や「学ぶこと」は、たくさんの選択肢を持つことにも繋がってゆくと思うようになりました。
先日読んだ本に書かれていた、「貯蓄額を他人とは比べないこと」「60歳になっても10万円位は稼ぐことができる術を身に着けておくこと」というセンテンスはとても印象に残っております。特に後者は非常に興味深く感じ、気持ちを前向きにしてくれました。
「幾つになってもやりたいことは出来る」と人生の先輩方から教わることがあります。将来の不安にさいなまれながら生きることよりも、未来を切り開いてゆく心意気を持つことは人生を楽しむためにとても必要なことなのです。

ドイツの自転車事情からみる経済の価値観

金銭感覚は人それぞれ異なるものです。それは育った環境や年収、はたまたライフスタイルなど影響されることが多々あるため、人の数だけお金に対する考え方があることに気付かされます。
昨晩、ライフスタイルと金銭感覚に関する興味深いことが掲載された書籍を読みました。著者がドイツに行った時のこと。出会う人々が乗る自転車は、日本よりも高価なものが多く、みんなパーツを個別に買い、独自の愛車を作り乗りこなしていたそうです。自分のこだわりを持ち、愛情をかけた高価な自転車を長く大切に使う姿勢から、日本での消費について考えさせられたと書かれていました。確かに日本で暮らしていると幾らでも高いものを買うことも出来るし、ここ最近は安くものを買うこともいとも簡単に出来る時代になったように思うのです。もちろん安くても良いものもたくさんあるし、愛用して大切にしているグッズも多々ありますが、安易に購入できることで物に対する価値がおざなりになってしまうことも経験してきました。
この書籍からそれぞれの暮らしや思考により「こだわり」は異なることを学んだものです。そのため、「私にとってこれだけは譲れないもの」に対しては、高額を払ってでも長く使うことを考えてもよいのではないかと感じております。
もしかすると自分にとってのこだわりが分かった時、本当に大切なことも見えてくるのかもしれません。暮らしてゆく中で切っては切れないお金と上手にお付き合いすることができれば、よりよいライフスタイルが開けるのではないかと思いました。

手際よく料理をする女性の背中

私の友人に手際よく美味しい料理を作る女性がいます。初めておうちでご飯をご馳走になったのは今からかれこれ5年位前だったと思います。寒い冬の夜、待ち合わせたスーパーで材料を買い込み友人宅へ向かったのでした。「ゆっくりしててね」と言われ、すぐにビールとナッツ、それにアボカドとトマトのサラダが登場し、次々とヘルシーで美味しい食事がテーブルに並び、最後には鍋が登場しました。ガスコンロと電子レンジをフル活動しながらも掛かった時間はおよそ30分位だったと思います。みるみるうちに色鮮やかに盛り付けされたお皿がテーブルに並ぶのを見ながら「こんな女性になりたい」を強い憧れを抱いたのでした。
先日、女性が作る料理について書かれた本を読みました。一人暮らしであったり結婚をしていたり、恋人と住んでいたりとライフスタイルは様々でしたが、その本にもまた素早く美味しい食事を作る方々が登場していました。パスタや和食などそれぞれの気持ちが籠ったお得意レシピを作り、それらが写真として収められておりました。中でも簡単に素早く出来てお腹も満たされるパスタは色々な種類が載っていて、私もトライしてみたいと思いました。
仕事に恋愛、趣味や家事など生きてゆくなかでやることはたくさんあります。しかしながらどんなに忙しい毎日を送っていても、食べることはとても大切なことであり生きるパワーの源なのです。だからこそ世の中にはたくさんの料理についての本が発行されるのだと思います。そして何よりも台所に立ち、てきぱきと料理をする女性の後ろ姿は、同性からみても凛々しくて素敵だと感じるのでした。

人間は贅沢です

食べ物でも飲み物でも、同じものばかりだと飽きますよね。私はコーヒーが好きだから、毎日、朝から数杯は飲みます。好きだから飽きないと思っていたけど、よくよく考えてみると、それだけしか飲んでないわけじゃないですものね。お茶や紅茶やビールなど、いくつも挙げることができます。以前、雑誌で朝の起き抜けにはレモン白湯がイイという記事を読んで、それからというものコーヒーの前にまずレモン白湯と決めました。コレなら絶対に飽きないだろうから毎日でも大丈夫だと思っていたのに、実は飽きるんです。この前、いつものようにカップにお湯を注いでレモンを入れようとしていたら、なんとなく気が向かなかったんです。正直言って、飲みたくない。まさかのそんな感情に自分でもビックリでした。でも、コーヒーの前に胃を労わるつもりで始めたことだから、そのままコーヒーにしてしまうのは、罪悪感に似た気持ちになってしまいます。じゃあ、お茶かな。ということで、その日の起き抜けは緑茶にしました。そういえば、コーヒーだって、ブラックが基本だけど、ミルクを入れようと思う日があれば、少しだけお砂糖を入れようって思う日もあります。やっぱり全く同じ味が続くと、どんなものでも飽きるんですね。でも、ワンコなんて、うちの子はかれこれ10年も同じフードを食べ続けてるけど、いつも全力で食べています。やっぱり人間は贅沢なんですね。

命の問題

先日、テレビで海外のお話なんだけけど、『犬の安楽死』のニュースを見ました。飼い主は、ワンコがもう18歳で、なおかつ病気を抱えていて何度も発作を起こしていることを話していました。そばで苦しんでいる様子を見ていると可哀想で仕方がないと。歩くこともできなくなり、食事もままならなくなってしまったんだって。そして、獣医さんから『もう安楽死をさせてあげた方がいいのではないか』と言われたんだそうです。そして、悩んだ末、ついに決心をしたんです。そうしてあげることが、ワンコにとっては幸せなことなんだって。最後のワンコのお散歩をともに過ごしてほしいとフェイスブックで呼びかけたら、300人もの飼い主とワンコが集まったんだって。すごく感動的なお話だけど、命に関しては少し考えさせられることでもありますよね。以前、医療小説を読んだ時に、『安楽死』が取り上げられていたことがありました。ミステリー小説でも取り上げられていたことがあったように思います。小説は人間に関することだから、今回のこのお話とはまた少し違うんですけどね。でも、以前、何かの雑誌で海外の安楽死の記事を読んだこともありますけど、考えさせられますよね。それは本当に難しい問題です。簡単に意見できることではありません。やっぱり、あくまで小説の中でのお話として、そのミステリーにドキドキしながらページをめくっていくのが私には向いています。

次読む書籍を選ぶ喜び

時間に余裕がある時、私は散歩をすることにしています。歩くことは体脂肪燃焼にもよい効果があるし、思ってもみなかった素敵な出会いに遭遇することもあるからです。昔から思い入れがある大好きな街、まだ訪れたことのない場所など「今日はここ」と狙いを定めて目的地を訪れることで、素敵なお店を発見することやほっこりと胸に残る風景を目にすることを経験してきました。こうした新発見は私の生活をより豊かなものにしてきたのでした。お店を探求してゆく中で見つけたお気に入りの書店も数多くあり、世の中にはこんなにも個性溢れる本屋があるのだと感じることもしばしばです。ここ最近は特に心惹かれる出会いが多く、たくさんの本を購入してきました。特に古本屋に出向く機会も増えたこともあり安くて魅力的な著書を見つけ、獲得する喜びに胸が躍る毎日です。部屋には購入した戦利品達が詰まれており、一冊ずつ丁寧に時間を掛けて読むことに余念がありません。まだ一度もページを開いていない作品達は読まれることを今か今かと待っているように感じ、買いだめした本を目の前に笑みを浮かべている自分に気付かされることもあります。一冊終えたら次はどれを読もうかと選ぶ楽しみも増えたことで、読書をすることがより充実したものになったのでした。これからもたくさんの良き出会いがあることを望みつつ今日も書籍のページを開いています。

手仕事で作られた品々を思う

私は「手仕事」という言葉が好きです。一つ一つ丹精込めて作り上げるその心意気と技術は、誰にもまねすることができないことだと思うからです。またこうして心を込めて作られたものを使うことは贅沢で素敵なことだと感じています。
先日、本屋の棚に置かれた「手仕事」についての雑誌を読みました。その書籍には真剣な顔で仕事をしている光景や完成したものと供に笑顔で写っている写真が掲載されていました。どの方もとてもいい顔をしていたことが印象に残っています。また様々なお手製の品物が特集されていたのも興味深かったです。洋服は基より自転車、バック、櫛に毛抜きなど、ハンドメイドの品物を売る店がこんなにたくさんあるのだと驚いたのでした。なかでも洋服屋を営む女性が作った青いワンピースは美しくてとてもセンスがよいものでした。着る人のためだけの洋服を一着ずつ縫ってゆく姿を想像するだけでも、とても豊かな気持ちにさせてくれます。そして既製品が溢れている世の中で暮らしていると、その商品を誰かが作成していることを忘れている自分に気付かされたのでした。
「職人」を目の前にすると、その仕事振りをじっくり眺めてしまうことがあります。特に寿司職人が寿司を握る姿は、見ているだけでも惚れ惚れするものです。先日読んだ雑誌に載っていた職人さん達が手掛けたものをいつか購入したいと願いつつ、その店に足を運んでみようと胸を膨らませています。

肉球って可愛い!

ワンコの寝顔は人間の赤ちゃんのように可愛いです。共通しているのは無防備だというところです。うちのワンコを見ていると、歳を重ねるごとに眠りが深くなったように思います。もうすぐ14歳になるんだけど、この前なんて足をちょんちょんと触ってるのに全くお構いなしで爆睡していました。でも、眠っている顔もだけど、放り出している足がこれまた愛らしいんです。ぷくぷくとした肉球がなんとも言えないんですよね。本当に思わず触りたくなりますもの。けど、その役割なんて、先日の記事を読むまでは考えたことはありませんでした。その記事には『肉球は靴の役割』って書いてあったんです。思わず「へぇ!」です。「言われてみれば、そうかも」といった感想です。単に可愛いだけじゃなかったんです。砂利道やでこぼこ道を歩くときにはクッションの役割をして保護するんです。また、熱が伝わりにくく出来ているから、夏の熱い道路や冬の雪道を歩くときには足を守り素足で歩けるのです。でも、真夏には要注意です。いくら肉球と言っても熱くなり過ぎたアスファルトを歩かせてしまうと火傷を負ってしまいます。そうですよね。私も以前、道路を触ってみてビックリしたことがありました。その時は思わず、もう少し日が落ちてからじゃないと夕方のお散歩は無理だなって思ってしまいました。
記事によると、沢山歩けば歩くほど、やっぱりプニプニしていたものが硬くなってくるらしいです。柔らかく保てるようにと、肉球用のクリームなんていうものも売っているようです。プクプクを維持できるようにうちの子にもつけてあげようかな。