この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

人間は飽きるもの

先日読んだコラムに、人間はどんなに美味しいものや良い物であっても、それが続くと飽きるものだと書いてありました。「確かにそうだ」とすごく納得してしまいました。実はそのコラムというのは、コンビニの戦略についての記事だったんです。数々のヒット商品を生み出していくうえでの重要なことは常に新たな発想だと書いてありました。常識的になっていることや他のところがやっていることを同じようにやっていたのでは成功しないと。世の中では安いモノが求められていると考えがちだけど、そこにあえて、通常の倍以上の値段のモノを投入するなどです。ただし、そこには顧客が納得するだけの内容が必要だと書かれています。でも、いくらすごく美味しいと世間で絶賛されて大ヒットしたとしても、変化なくそのままでは飽きられるのは間違いないんだそうです。美味しければ美味しいほど、人間は繰り返し食べるから飽きるのも早いんだとか。だから、年に2,3回はリニューアルをし続けないといけないと考えるべきなんだって。それってかなり大変なことです。大ヒットしたからと言って安心できないんですね。ヒットしたその時点には、もう次の手段を考える必要があると言われています。いつも、コンビニには目新しいものがあって、季節の物などにはやっぱり注目してしまいます。でも、それこそが狙いなわけですね。企画・開発をしている人達の苦労がわかります。でも、そういう目をもって常に考えるということは、すべての仕事に通じることだと思います。私もこれからは、仕事にその考えを取り入れていきます。

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