最近あまり耳にしなくなった『親孝行』という言葉だけど、それを従業員に義務付けている会社があるんだそうです。『親孝行』を義務にするなんて、一体どんなところなんだろうとちょっと興味を持ちました。記事によると、そこでは、初任給を使っての親孝行が義務づけられているんだって。さらに、その際に伝える感謝の言葉まで新入社員研修で練習するというんですから驚きです。その1ヶ月後には実際にどんなことをしたかを発表する機会も設けられているだそうです。その際に、会社側はそれぞれの両親からの手紙を預かってきて、読み上げるというんです。みんなボロボロ涙を流してその手紙を聞くんだって。そんな機会を作ってもらわなければ、自分ではなかなか実行できないのかもしれません。きっと、それがきっかけで心からの感謝の気持ちが湧いてくるんだと思います。そして、それだけではなく、日々の実践も指導されているんだとか。
従業員は親に喜んでもらいたいとの思いを強く持つようになるから、仕事面でも成長していくんだそうです。従業員が成長すれば、それは業績アップに繋がります。社長は、親孝行を経営理念に掲げることで会社の経営方針がブレないし、好業績になると話しています。こういう人間味のある温かいお話しって大好きです。