この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

勝手にレモン

この前見かけた雑誌の記事に、『居酒屋で勝手にされて嫌な事』というのがあって、なるほどなぁって納得してしまいました。その中での堂々第一位が『唐揚げにレモンを絞る』だったんです。言われてみれば……ってことです。みんなでの集まりのときにも、無意識に誰かがレモンを絞っていたような気がします。私は酸っぱいものが好きで、レモンも好きだから、なんとも思ってなかったけど、苦手な人にすれば、そうですよね。折角の唐揚げが美味しく食べられないってことになりますもの。パリッとした食感が好きな人はかけないでってことで、もしかしたら、それが原因でケンカになるかも。あれって、どうなんでしょうね。さっぱり食べるためなのかな。でも、健康にもいいらしいし。かけたい人が自分で自分が食べる分に絞れば問題ないけど、そうなれば、一切れでは足りないし。そんな論争に一石を投じる案がその記事には載っていました。握りずしのわさび抜きが少数派のように、レモン要らない派の人は少数派だと自覚して、初めに申告するのがいいって。たしかに、そうすればケンカにもなりません。それに、一言「絞ってもいい?」と聞くべきですしね。絞りながら聞いてる人を見たことがあるけど、それではまるでコントです。みんなの意見を先に聞いてからにしなくちゃ。やっぱり必要なのはコミュニケーションですよね。

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