この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

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心に響くひとこと

ステキな言葉や文章は本や雑誌の中にしかないわけじゃありません。部屋の中を見渡してみると、あちこちに何かしら見つける事ができます。たとえば、日めくりカレンダーやポエムの額、メッセージカードなどがあります。
週末に訪ねた知人の家にも日めくりカレンダーがあって、そこに書かれていた言葉があまりにも素敵で、思わずメモしたくなりました。ただ、メモるには少々長いので、いつでも見られるようにと写メを撮ったんです。それは『自分にピッタリ合った靴で歩く』というタイトルの文章でした。ピッタリの靴といっても、本当の靴選びの話ではありません。そこに書いてあったのは、どこまでも夢を実現していくことが本当の幸せだということです。興味のあることを追及して、楽しいと思うことを実行していってくださいと書いてありました。それは目上の人にも気兼ねなく、親や先生や上司など他人は踏み込んでくる資格はないんだって。そして、無我夢中になれるものを発見した時に、この世での自分の役割が見えてくるというんです。このことを、一生他人の靴を履いて歩き回るのはツライことだから、自分にぴったり合った靴を見つけてくださいと比喩してありました。そして、その日のカレンダーの文章の中で一番心に残ったのは、『自分が自分を生きて、本当に幸せであれば、周囲の人も幸せにできる』という言葉でした。とっても心が温かくなりました。

エアコン問題

子供の頃、エアコンは寝る前にタイマーをセットして、数時間経ったら消えて、朝に再びつくようにしていました。これは、夏も冬も共通です。もちろん出かけるときにはオフにします。これって当たり前のことだと思っていたのに、最近ではそれだと節電にならないと言われるようです。つけっぱなしの方がいいんだって。これってよく耳にしますけど、私は、もひとつ信じられないんです。丸め込められてるような気がするんです。だって、どう考えても消した方が電気を使わないと思えるんですもの。けど、実際には、消していて次につけた際に一気に冷やしたり暖めたりするのに必要な電気量を考えると、ずっとつけてる方が結果的には節電になるらしいんですよね。
じゃあ、ずっとつけてるとして、今度は何度に設定するのがいいのかなっていう疑問が湧いてきます。先日、私のそんな疑問に答えてくれてるような記事を見かけたんです。ただその記事は節電の観点でのものではありませんでした。実は睡眠時間とその質を考える記事だったんです。そこには年中同じ温度設定では良くないと書かれていました。年中25度前後設定という人が結構多いんだそうです。昼間はまだいいんだけど、問題なのは夜寝るときのことなんですって。特に冬場はその温度だと高すぎるらしいんです。16~19度がベストで、高くても低くても体にとってはあまり良くなくて、質の良い睡眠が期待できないんだって。でも、睡眠のことを考えても、ずっとつけてる方がいいという結論になっていました。うーん。そうですかぁ。

事業をするということ

この前、久しぶりに会った知人と居酒屋さんでお喋りしました。もう何年も会っていなかったからお互いの近況報告から始まりました。とは言っても、彼女が独立をしたと聞いていたから、まずはそのお話です。話を聞いてみたら、かなり苦戦しているようでした。そうですよね、自分で何かを始めるってすごく大変なことだと思います。もちろんお金もかかるでしょうし。彼女いわく、そりゃ、初めから上手くいくとは思ってはいなかったけど、少しずつは成果が出て、それなりにやっていけると思ってたって。でも、実際には考えが甘かったって。自分の思惑通りにはいかなかったんだって。だから、正直精神的にキツイんだって。ひとりでやってるから、どうしても気分が落ち込んでしまうって。だから、久しぶりに話したかったんだと思います。私はそんな彼女の話を聞きながら、以前、読んだ小説のことを思い出していました。小説では、主人公が親から引き継いだ会社の経営が思わぬことから悪い方に悪い方にと転がるように落ちていったんです。その中でもがき苦しみます。なんとか明るい糸口が見つからないかと右往左往するんだけど、難しい状況ばかりでした。でも、信念を持って、これがダメなら他の方法、それがダメなら、また他の方法はないかと懸命に動いていたら、味方をしてくれる人も出て来て好転していったんです。
彼女は今が踏ん張り時なんだと思うんです。でも、大事なのは固定概念を捨てて、未来を見据えることなんじゃないかな。私はどんな時も彼女を応援します。

妖怪と妖精

子供の頃、読んだ本に優しい妖怪が出て来たことをよく覚えています。子供との心のふれあいを描いたお話だったんだけど、当時は本当に存在しているものだと思っていました。まぁ、今でもいないと断言できるわけではないですけどね。もちろん、見たことはないんですけど。でも、その気配のようなものを感じたことがあるんです。幼いころ、二階の部屋に誰か住んでるって思っていて、母に話したら、一瞬で否定されてしまいましたけどね。でも、大昔から妖怪の物語は沢山ありますし、絵画だってあります。だから、いないと考える方が不自然かもって思うんです。そういえば、以前に読んだことがある『座敷童』もそうなんですよね。怖いイメージがあるけど、そうでなくて、実際には一緒に遊びたいと思ってるだけで怖くなんかないんだとか。
海外では、それが妖精にあたるのかな。森の中に住んでると言われているし、花や水を初めとして、家の中でも様々なものに妖精がいるんですよね。昔読んだ童話にも時々登場していましたもの。そうそう、以前、旅先の森林公園の中の樹齢千年と言われている木の周りに妖精の姿が一瞬見えたような気がしたことがあるんです。思わず二度見してしまいました。でも、ほんの一瞬で、はっきりと認識できたわけではないから、もちろん気のせいかもしれませんけど。
でも、物語に出て来るということは、きっとそれなりの理由があると思うんですよね。全くの空想のものが日本にも海外にもあると思いますか? だから、実在するんじゃないのかなって思うんです。世の中には不思議なことってあるものなんです、昔から。

自分の気持ちをコントロール

本屋さんでは、新刊のスペースに自己啓発の本がたくさんあります。ベストセラーになってるものもけっこうあります。それだけ、みんな自分を高めることに興味があるんですね。そう思っていたら、先日、たまたまある貸し会議室に行った時のことです。そこで様々なセミナーが行われていることに驚きました。なんと自分磨きの多いこと。私のイメージではそういったところではIT関係が多いのかなって思っていたけど、そうではないんですね。女性向けのものもけっこうありました。ヒーリング講習やカラーセラピーなどといったものはカウンセリングのようなセミナーなのかもしれません。私がそこに着いたときに、ちょうど終わったセミナーがあって沢山の人が出て来ました。見たら『アンガーマネジメント』って書いてあったんです。私はそんな言葉を聞いたことがなかったので「何それ?」と言った具合です。そしたら、この前、電車で立っていたら目の前の本の広告に目が留まりました。『アンガーマネジメント』って。思わず先日の会議室でのことを思い出しました。その広告を見ると、どうも自分の気持ちをコントロールする方法みたいです。本のキャッチコピーには『もうキレない!』と書いてあったんです。「そうだったのかぁ」キレないってことは、毎日の生活の中ではとても大事なことなんだと思います。受講者が多いのも納得です。

救いを求めるもの

書店に行くと、毎週ベストセラーのランキングが貼ってあります。それを見ると、世の中の人が何を求めているのかがよくわかりますよね。一番の関心事は、やっぱり仕事だという人が多いんですね。そのためのスキルや生き方、考え方などが書かかれた本はいつも何かしら上位に入っています。芥川賞や直木賞、本屋大賞などが発表されたら、もちろん、それがランク入りしています。私の興味はどうしても小説になってしまうから、やっぱり、そこは注目してしまいます。
でも、時折、心に語り掛けるような言葉が書かれた本がベストセラーになっています。人間は心が弱ったときに誰かに助けてほしいんだけど、誰にもそんな話をできない場合が多いものです。そんな時に、たまたま読んだ一節が心の奥深くまで響いて、強くなれたとか、前向きになれた、なんてことがあるものです。私も学生の頃から何度となく本には救われています。小説の主人公がまるで自分を映しているかのように思えて、その中の一節が忘れられなくなったりしたこともあります。
きっと、みんな、本に書かれた言葉を自分に向けられた言葉として受け取ってるんでしょうね。だから、きっと同じ言葉でも人によって全く違った感覚で受け取られてるんだと思います。でも、それで救われていることだけは間違いないです。そして、今日より明日は少し元気になれるって思えるんですよね。

恋愛事情いろいろ

人を好きになることってとても素敵なことなのに、時々それが大きな問題を引き起こすことがあります。新聞やテレビでも、事件になっていたり、芸能ニュースのゴシップだったりと、様々なケースがあるんですよね。ちょっと悲しいなって思ったりします。
今までに読んだ小説にもそんな場面が出てきました。不倫で人間関係がぐちゃぐちゃになったお話もあれば、三角関係でトラブルが起きたり、好きな人にフラれたり。上手く行かない恋愛の物語がたくさんありました。でも、私が読んだ小説では、主人公はそんな状況からも自分の生き方を模索して、自分自身を見つめて生きていきました。だから、ラストは清々しい場合が多いんです。恋愛って上手く行く場合もそうでない場合もあるけど、どっちにしても、人間として必ず成長できます。自分自身のことを振り返っても、小学校の初恋から始まって、学生時代、社会人になってからなど、その時々で誰かを好きになってきたから今があるわけで、心が強くなったし、優しくもなったと思うんです。小説のようにドラマチックではなかったかもだけど、不思議と思い出はキラキラしています。時が経つと、悲しい結末だったこともいつのまにか美しくなってるんだから驚きです。
だから、誰かを愛するということ、好きになることはやっぱり素晴らしいことなんだなって思うんです。

あれがスーパーフードだなんて!

先日、『眼トレ』なんていう本を見かけたんです。『目の新常識』なんていう言葉で紹介されていました。本の表紙には1日1分でいいと書いてあったんです。でも、私が驚いたのは、そのトレーニングではなく、『目に良い最強の食べ物』として紹介されていたものの方です。それって、一体なんだと思いますか。なんと『カレーライス』なんですって。驚きました。だって、そんなこと初めて知ったんですもの。体に良いからという理由でなく、子供から大人までみんなが大好きですよね、カレーって。暑いときも寒いときも季節に関係なく、いつ食べても美味しいですもの。
それが『目のスーパーフード』と呼ばれるには訳があったんです。そもそもカレーには沢山のスパイスが入っています。それらのスパイスが脳内の血流を増加させて、脳を活性化させることができるんです。そこに野菜や魚介類など目にイイ具材を加えることができる点がさらに魅力的なことなんです。その効能を最大限に生かすには活動前に食べるのがベストなんですって。つまり、朝ごはんかランチなんです。そういえば、最近はホテルの朝食にもカレーがありますよね。そういう事だったのかもしれないです。活動前に脳と目にスーパーフードで喝を入れるのがいいんです! 朝カレー、やる価値ありそう。

ミスを防ぐために

人間はミスをしてしまいます。もちろん、ミスをしようと思っている人は誰もいません。私もそうです。でも、気を付けていても不注意って起こり得るんです。新人は特に同じ過ちを繰り返すと、怒られるしヘコむことでしょう。じゃあ、どうすれば防ぐことができるのか。この前、見かけた記事にまとめられていました。それを読んだら、『当然』って思ってしまうんだけど、大事なのはシンプルだけどメモを取る事だって書いてありました。「そうかぁ。やっぱりそれに限るよね」という印象です。でも、本当はこれって新人だけじゃないんです。ベテランだって同じです。今まで覚えていたのに、ちょっと他のことに気を取られたら、一瞬で忘れてしまった、なんていうことを経験した人も多いかもしれません。特に、数字に関しては危ないです。メモは詳しく何もかも書く必要はないんですよね。数字だとか、ちょっとした単語だけでもいいんです。それがあれば、記憶を呼びだせるキッカケになるんです。
それに、チェックリストも大いに活用できるって。確かにです。私は仕事だけでなくて個人的なことでも、チェックリストを作っていることがあります。それがあれば、抜けてないかなって、何度も考えなくても安心です。結局、考えたり迷ったりしない分、時間の短縮にもなるんです。
それから、コミュニケーションも大事です。復唱することが有効なんです。コミュニケーション不足で、他の人がやっていると思い込んだり、もう終わってるものだと誤解したりすることを防ぐことができます。
ちょっと気を付ければ、ほとんどは防ぐことができることです。ポケットには小さなメモとペン、お忘れなく!

ネギのパワーが凄い

ネギは万能野菜の一つですよね。冷蔵庫の中には必ずと言っていいくらい入っています。お味噌汁や納豆をはじめ、薬味としても大活躍です。脇役でありながら、その存在感はなかなかのものです。だって、もしなかったら、主役の食材の魅力が半減してしまうほどですものね。それに、身体にもイイって言われています。昔から風邪に効くと言われてるんですよね。以前、健康志向の雑誌でも見かけたことがあります。
けど、先日、雑誌で読んだ記事には、風邪に効くだけでなく、肺炎やガン予防の効果に期待できる成分まで見つかったと書いてありました。中国では新型肺炎SARSが大流行した時に、ネギの里と呼ばれている町では感染者が一人もでなかったそうなんです。それって、スゴイことですよね。とても偶然とは考えられません。また、現代ではガンにかかる人の数は年々増加しています。なんだか最近は年齢に関係なくかかってしまうような気もします。医学の進歩で治る確率はずいぶん高くなってきました。でも、死亡原因としては一番多いのかもしれません。もしそれが予防できるのなら、こんなに嬉しいことはありません。お薬ではなく、食べ物で予防が可能なら、絶対に取り入れたいと思いますよね。昔から良いと言われているには、やはりそれだけ意味があるってことなんですね。ネギは色んな食材に合わせやすい野菜だから、今までよりもっともっと摂っていきたいなって思いました。