この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

スニーカーを買いました

最近、新しいスニーカーを買ってみました。

スニーカーって、ただの靴じゃなくて“気分を変えるスイッチ”みたいな存在だと思いました。たとえばお気に入りのスニーカーを履いて出かける日って、なんとなく足取りが軽くなるんです。
雨上がりの道も、図書館までの坂道も、全部ちょっとした冒険に感じたり。図書館に向かう途中、アスファルトに落ちた落ち葉を踏む音がスニーカー越しに伝わってくると、「今日もいい日になるな」って思えてくるんですよね。

スニーカーって、物語の中でもけっこう重要なアイテムになったりすると思いませんか。
小説の登場人物が履いている靴の描写ひとつで、その人の性格が見えたりするからおもしろい!
ボロボロのスニーカーを履いた主人公なら、きっと何かを抱えているし、真っ白な新品を履いたキャラなら新しいスタートの象徴かもしれない。
だから、自分のスニーカーを見下ろすたびに「今の自分はどんな物語の途中なんだろう」なんて、ちょっと考えたりもします。

図書館の静かな廊下を歩くときも、スニーカーのソールが床に“キュッ”と鳴る音がなんだか心地いいんですよね。(わかる人いるかな?)
ヒールじゃ出せない音だし、派手な足音でもないけど、ちゃんと「自分がここにいる」って感じられる音。
重たいリュックの中には読みかけの小説とノート、そして次に読みたい本のリスト。そんな荷物を背負って、スニーカーで図書館に向かう時間って、なんだか自分の物語を歩いている気がします。

新品の靴紐を結ぶ瞬間って、次の章をめくるみたいにワクワクするし、歩いた分だけ、自分の物語も少しずつ進んでいく……そんなふうに思えます。

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