毎月毎月数えきれないほどの本が出版されていますよね。自分で本を選ぶのはもちろん楽しいけど、誰かに選んでもらって読むのもまた楽しいんじゃないか。そんな考えが思い浮かぶといてもたってもいられず、インターネットで検索!ふむふむ。どうやら私がやってみたい本を選んでもらうシステムは「選書サービス」というらしく、色々な種類があるみたいです。お手軽なものを選んでみたいなと検索を続けると、文庫本を2冊選んでくれる一回ぽっきりのサービスを発見。他にも紅茶とセットの文庫本選書サービスなんていうのも!どっちを利用するか悩んだけれど、どうせどっちも読んじゃうんだから2つのサービスを受けることに決めました(笑)
ワクワクしてどんな本が届くんだろう?と待つ楽しみが増え、なんとなく毎日が楽しい日々。待ってる時間も楽しいなんてやってみて良かったです!そして届いた本は面白そうなタイトルと可愛い表紙にテンションが上がっちゃいました。本のタイトルは秘密。利用したことない方は選書サービスぜひ試してみてください。私のために選ばれた本と、美味しいフレーバーティーをいただく冬の日。とっておきの缶に入ったクッキーも出して、素敵な時間を演出しちゃう(笑)思う存分読書体験を楽しんだのでした。
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選書サービスで素敵な読書体験
年末大掃除から始まるクリスマス
今年のクリスマスは友人宅の年末大掃除のお手伝いからのスタートでした。夕飯御馳走するという言葉にまんまと引っ掛かり…なんてもともとクリスマスに予定なかったですし掃除は嫌いじゃないので全然良いんですけどね。キッチン周りを整理したいし、いらない服の整理もしたい、あと収納法を一緒に考えたいということだったので大掛かりなものになりそうだと張り切り。年末大掃除ですからね。汚れやいらないものは新年に持ち越さずスッキリと新しい歳を迎えて欲しくて頑張りました!
自分のものであれば迷ってしまうものも他人のものならどんどん捨て魔になる私(笑)そんな私に乗せられて最初は渋っていた友人も気がつけば45リットルのゴミ袋が5袋もパンパンになっていました!だいぶスペースができたところで持参した収納術の本やインテリア雑誌を開いて会議。ここは便利さ重視で…とか、ここは魅せる感じにして…って相談しながら進めて行くお掃除はとっても楽しかったです。そして本棚は私好みに並べさせてもらいましたw
綺麗になったお部屋でそのまま仕事終わりの別の友人も合流してクリスマスパーティー♪
チキンを食べて、プレゼント交換もし、すごく楽しいクリスマスになりました。
冬眠モードでは読書もお休み
珍しく?今は何も読んでいる小説がありません。読みたいものはたくさんあるのですが、なんとなく「今これだ!」って思えなくて、図書館や本屋さんをうろうろしたりもしたのですがなんか借りずに(買わずに)終わっちゃったんです。どうも心の琴線に触れないと言うか。寒くて冬眠モードなのか移動中もぼーっとするし、家でも眠くてわりとすぐに寝てしまいます。小説を読むのにも体調って大事なんですね。ぼんやりしてる時に無理やり読んでも内容が頭に入ってこないし、そもそも読みたい!っていう熱がそこまで上がってきません。ちなみに眠気覚ましに熱いコーヒーを飲んでましたがどうも頭がスッキリとまではいきませんでした。
そんな毎日なので受験生って大変だなぁとぼんやり思うこの頃です。一番寒くて眠くなる&身体を壊しやすい時期が一番の勝負時ですもんね。当時の私はどうやって集中力持たせていたのかな?もしかしたら歳をとったことも関係あるのかもしれないですね。
小説は読みたいですが無理しても仕方ないので、また読書熱が上がってきた時に温かいコーヒーか紅茶でも淹れながら楽しみたいと思います。読書は強制されてやるものではないので無理せず自分のペースで♪
母お手製の美味しいおはぎ
ちょっと前になるのですが母から大量のおはぎをもらいました。もち米はもちろん、餡子から手作りだそうで1つ食べてみたらこれがまたとっても美味しい!やるじゃん、母!笑 ポイントは餡子を作る際に美味しい良いお塩を使ったとのこと。餡子を作るのに塩をいれるのですね。そっちに驚きました。スイカに塩みたいなものなのかな?
とにかくこの餡子の具合が絶妙でもち米もちょうど良いし、売り物と大差ないほど美味しかったです!むしろ母の作ったものが一番好きかも!
大量に作ったらしく、聞けば冷凍しておけばしばらく持つということだったので沢山いただきました。1つ1つラップにくるんでまとめてジップロックにいれて冷凍庫で保存。これでしばらくは甘いものに困りません。よく読書のお供にコーヒーと休憩用にケーキやクッキーを食べていますが明日のお供は暖かいほうじ茶とおはぎにしようかな♪
ただおはぎってすごくカロリー高そうですよね。お米と餡子だし。サイズもそんなに大きくないのでペロッと食べてしまうので気をつけたいと思います。きな粉も買ってこようかななんてチラリと思いましたがこれ以上カロリーを増やしてはいけませんよね!?おはぎも一気に2,3個解凍したりせずちょっとずつ食べたいと思います。
友人への誕生日プレゼントを探しに
友人への誕生日プレゼントに悩んでいます。私の時はブックカバーとしおりをもらったのですが、その子はそんなに本好きのイメージは無いですし…自分の好きな物を贈るのも良いですが彼女の好きな物を贈りたいです。ちなみに去年良い香りのボディミストを贈って、その前はお洒落な眼鏡ケース、その前は可愛いハーフパンツだったかな。毎年すごく喜んでもらえて嬉しいのですがそろそろネタ切れになってきました。プレゼントを考える時間もプレゼントとはよく言ったもので、たしかに考えている時間、ずっとその人の喜ぶことは考えています。貰う側としてはその時間も嬉しいですよね。(友人よ!ずーっと悩んでいるよ!笑)
年々プレゼント選びの時間が長くなっているような気がします。決まる時はスパッと決まるのですけどね。でもあっちへプラプラこっちへプラプラとお買い物に歩くのは楽しいです。友人へのプレゼントより先に自分の欲しいもの見つけちゃったりして(笑)
今回もずっと悩んでいますがなかなか思い浮かばないので次のお休みにはアイディア探しの旅に出ようと思います。いっぱい歩くかもしれないので歩きやすい靴で、休憩にカフェに入った時用の小説を1冊。うん!楽しみになってきました。良いものが見つかりますように!
断捨離って難しい…
こないだのお休みに断捨離を行いました!
なんとなく読んでいた雑誌に断捨離特集をやっていて「スッキリ、シンプル、丁寧に」って響きになんだかとってもときめいてしまいまして。たまーに使うものがごちゃごちゃたくさんあるより、本当にお気に入りのよく使うものだけがいくつかある方がいいなって思いました。物が少ないとお部屋も広くなりますし、お掃除も楽で良いことだらけ!絶対に今度のお休みにはおもいっきり断捨離するぞ!と息巻いていたのですが…いざやってみるとなかなか難しいものですね(汗)
お洋服から始めたのですが半分くらいにするつもりが三分の二も減ってないくらい…?断捨離にはほど遠くちょっとお洋服の整理程度になってしまいました。
続いてバッグやアクセサリーもしましたがバッグはなかなか捨てきれず、年齢的に合わなくなったアクセサリーは捨てれたけど物が小さいのでイマイチ断捨離感が乏しい…。結局不完全燃焼のままその日は終わってしまいました。
昨日その話を友達にすると断捨離するのにすごく勉強になる良い本があるから今度貸してあげると言われました。読んでみるのがすごく楽しみです♪
しっかり勉強してまた断捨離リベンジしたいと思います!
開けてしまった昔の恋の思い出
先日、押し入れの整理をしていたら片隅で小さい段ボールを発見しました。ちょっとギクリとしつつ開けてみると思った通り、昔好きだった人との思い出グッズたち。よく一緒に聴いたCDやデートで行った映画館や動物園の半券、プレゼントしてもらったアクセサリー…当時は号泣しながらこの段ボールに詰めたんですよね。当時の私には「捨てる」・「忘れる」ということができませんでした。でも見ると泣けてきてつらくなってしまう…捨てた方がいいと思いつつ、そうできない当時の私は「しまう」という選択をしました。さすがに今はもう悲しいとか寂しいって気持ちは無いし、今がとても幸せですが、なんだか心がぎゅっとなるような不思議な感覚です。もう連絡を取ることはないけれど彼には感謝しかありません。ありがとう。
本が好きだと言った私に初めてプレゼントしてくれたのがしおりでした。金箔で猫の絵が描いてある可愛いデザインです。このしおりだけ残してあとは全部処分しました。…って普通このしおりも捨てるべきなんですかね?!(笑)未練がましいかな?(笑)
でも悪い思い出や消し去りたい過去では無いので、良い思い出としてとっておきたいって思います。あーこんな恋をしたなぁってたまに振り返るのも、自分のこれまでの軌跡の一部なんですから悪いことじゃないですよね。
花開く時にたてる音を聞きたい
大きな池のある公園へ出掛けることがあります。その池は公園の真ん中に君臨しており、近くにある動物園からも、また動物園を走るモノレールからも見ることができるのが魅力です。私はなぜかこの池が大好きで、最寄りにある美術館を訪れ帰りには決まって立ち寄ることにしています。
何故こんなにも惹かれるかというと、ハスが植わっているからかもしれません。ピンクと白のコントラストが美しくかつ艶やかな花は、どこかしとやかさを感じるため眺めていると心がふんわりと和むのです。ある冬にここを訪れた時には、根っこが水にひしめいていて、泥と茶色くなった茎と根が絡まる姿に貫禄を覚えたと共に、とてつもない力を感じたのでした。そして美しさとタフな生命力を兼ね備えた二つの姿に魅了され、四季折々の姿を観賞したいと思ったことが心に残っております。
ふとそんなことを思い出すきっかけとなったのは、とある小説にあった「ハスの花が開く時に小さな音がする」という文章でした。夜は花弁を閉じ、朝になるとまた開くそうで、その際に小さくにわかな音を発するそうです。以前にもこの話をどこかで聞いたことがあるような気がしますが、それは遠い昔過ぎて覚えていません。「開く時の音はどんななのだろう」と考えても想像できず、一度は聞いてみたいという思いに駆られております。もしその神秘を感じることができたら、私の中の何かが変わるのではないかという淡い気持ちが胸の中に沸々と湧きおこるのでした。
ぜひ作ってみたい乾物レシピ
お友達の部屋のリビングの窓辺に、素敵な一冊の本が立て掛けられていました。それは乾物を使ったレシピが納められた書籍でした。ひじき、高野豆腐、切り干し大根や麩などを利用した手軽で栄養満点なおかずは、どれも非常に魅力的でした。特に高野豆腐のステーキや麩のピザは、和と洋のコラボレートを思わせるなかなか斬新な組み合わせでもあります。私はこの日、その本を見ながら作ってみたい料理を丁寧にメモして帰宅したのでした。その後時々あの日のメモを参考にして、料理にいそしむことに余念がありません。
さて、私がとても印象に残っているのはこの書籍の後ろに図書館の貸し出しカードが入る小さなポケットがついていたことです。友人に訪ねてみたところ、近所の小学校で地域住人への本の貸し出しをおこなっているとのことで、そこで借りたと話してくれました。そのポケットには借りた日付が刻まれており、たくさんの方々がこの作品を手にしてきたことが分かりました。ぼんやりとカードが入るポケットを眺めながら、みんなのお気に入りレシピはどれだろうと想像するのも楽しくて、この本が地域に住む人々のよき時間を提供していることも興味深く思いました。私も自分が住む町がおこなっているサービスを積極的に利用していこうと思っております。
さよならの気持ちこ込めて読みたいマンガ
近所にある小さな本屋さんを訪れた日のことです。もうかれこれ十年以上前からファンであったマンガ家が手掛けた新作が棚に並んでいました。この方は今まで数えるほどしか著書を発表していないこともあり、それを見つけた時はとても嬉しくて、すぐさまレジへ向かったのでした。
帰宅後、本の帯にふと目をやると「追悼」と書かれており、この二文字を見つけた瞬間、著者がこの世を去ったことを知ったのでした。この漫画家の作品に初めて出会ってから長い月日は経ており、落ち込んでいる時、楽しい時、一日が終わり深い眠りに着く前など、私の心をいつも穏やかなものにしてくれたことを思い出します。そのためとても切なくて、何だか寂しくて、その作品をなかなか読む事が出来ずにおり、同時に「さよなら」の意を込めてじっくりと丁寧に読もうという気持ちも胸に宿っているのです。
近々心地よく晴れた休日の午後にでも、読んでみようかと思っております。なぜなら今まで手にしてきた作品は、どれも穏やかな休日を彷彿とさせるストーリーだったからです。何気ない暮らしをとても丁寧に描き、生きることの幸せを感じさせてくれた著書達は、これからもずっと私の心に刻まれ続けることでしょう。購入したあの一冊の本は、感謝の気持ちを込めて大切に心に刻もうと考えております。