この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

おやゆび姫の物語

少し目にポストに色鮮なチューリップの写真の絵葉書が投函されていました。どうやら祖母が富山に旅行に行った際に送ってくれたもののようです。富山といえば、日本一のチューリップ球根出荷量ですもんね。県花もチューリップですし。どうやら富山はチューリップの栽培に適した気候と環境を持ち合わせているようです。
チューリップといえば、子供のころ読んだアンデルセンの童話「親指姫」を思い出します。桃から生まれたり、竹から生まれるのではなく、可憐なチューリップから生まれるというところに憧れました(笑)持ってた絵本のイラストも華やかでお気に入りの一冊。イラストの印象は強く残ってるものの、どんなストーリーだっけと思ってあらすじを調べてみたら…。小さくてかわいいおやゆび姫は、その可愛さゆえに、いろいろな生物(男性)から言い寄られ困難として立ちふさがるも、周りの協力を得て、最終的には花の国の王子様と結婚して幸せになるというものでした。
うーん…小さなおやゆび姫の冒険譚といえばそうなんでしょうけど、そこまで悪いことをしていない男性陣をわたしのお眼鏡にはかなわないと振りまくって、周りにその可愛さから協力を得て、一番協力的だったツバメを裏切って(?)王子様と結婚…。
私の心が荒んでしまったのかなかなかダークなストーリーに見えました(笑)

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