この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

ウェスト・サイド・ストーリー

先日暇な時間が出来たので、映画のサブスクで2022年に公開された方の「ウェスト・サイド・ストーリー」を見ました。

今までも舞台作品としては見たことがあったので気になっていたのですが、公開当時中々外出するのが億劫な時期で映画館に行かなかったんですよね……。

そうした久々に聞いたウェスト・サイド・ストーリーの音楽、身に沁みました。やっぱり舞台で生で聞くオーケストラが好きだな~という気持ちもあるんですけど、曲そのものが良いので、聞く度にじんわり来ますね。ミュージカルナンバーがそのまま使われてたのも嬉しいところです。

ストーリーの方はというと、かの有名なウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」のオマージュとなっており、1950年代後期のアメリカが舞台です。

ポーランド系アメリカ人の少年非行グループ「ジェッツ」と、プエルトリコ系アメリカ人少年非行グループ「シャークス」の対立からストーリーは始まります。

主人公であるトニーはジェッツの元リーダー、対してヒロインのマリアはシャークスのリーダーである男の妹。二人はジェッツとシャークスが会合するダンスパーティーで出会い恋に落ちてしまうのです。

さて、この時点で「ロミオとジュリエット」のオマージュの意味がよくわかると思います。そして、ロミジュリは悲恋のストーリー……。

もしかしたら、どちらも読んだり見たりしたことがない人でもトニーとマリアの行く先が想像できてしまったかもしれませんが、是非舞台、あるいは映画で見てみてほしい名作です。

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