この世の果てまで、小説を持って。 私の心をどんな色にも染めてくれる小説。どんな世界でも見せてくれます。

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読書好きってだめ?

ディズニー映画でもおなじみの「美女と野獣」が大好きです。アニメーションも実写映画もどちらも見ましたがとてもよかったですね。
さて、この美女と野獣のヒロインのベルは読書が好きという設定があります。街にある貸本屋の本をあらかた読み終え、同じ本を3度も読んでしまうほどの読書好きです。
そのことを街の人から美人だけど読書なんかしてる「変わり者」と言われています。街一番の猟師、ガストンからも「こんな絵もない文字ばかりの本を読んで」と、ベルの読んでいた本を見て呆れていました。
そんなシーンを見て読書好きなのってそんなに変?って子供のころは思ったのですが、美女と野獣の時代設定だと、当時の人は読書は疎か、文字も読めない人が多かったのかもしれません。
そんな中、女性でありながら文字を読むことができ、読書を心から楽しむことができるというのはかなり珍しかったのでしょう。ベルのお父さんは発明家なので、子供の頃に文字をお父さんから習っていたのかもしれません。
なにかの作品で見たことがありますが、昔の日本でも大学を目指す女性にたいして「女のくせに大学なんて、男の真似事はやめて女は嫁入り修行でもしてろ」みたいな衝撃的なセリフを見たことがあります。
私にとって読書や知識の探究はとても楽しいことなので、偏見なく楽しめる現代に生まれてよかったです(笑)

本のお手入れ

本はとってもデリケート。ちゃんと保管したり、お手入れしないとすぐに劣化してしまいます。表紙が汚くなっちゃった、ページにシミが、日焼けしちゃったなどなどいろいろトラブルあるかと思いますが、それらもお手入れしたらどうにかなる場合があります。
表紙の汚れは、アルコール入の除菌ウェットティッシュで拭くことできれいになります。案外、表紙って手垢がつきやすくて汚れるんですよね。あとはお掃除で大活躍の重曹も使えます。水やぬるま湯に溶かした重曹を、乾いた布にシュシュっと吹きかけて、本を優しく拭いていきます。たくさん吹きかけると本の表紙がへにゃへにゃになるので注意です。重曹は消臭効果もあるので、お部屋やタバコの匂いが気になる場合も有効です。まさに一石二鳥。
本のページについた油シミも頑張れば取れるんですよ。油汚れなので、油を溶かすものを使います。一番身近にあるものだと除光液が良いと思います。油シミのあるページの下に一枚紙を引いて、コットンなどに染み込ませた除光液を油シミの上からポンポン叩くようにするのがポイント。除光液だとあんまり取れない!って場合は、洋服の油シミを抜くのに使うベンジンが良いみたいです。お値段もそこまで高くなく、ネットで買えます。
本のカバーがかかってない部分の日焼けも、紙ヤスリを使って丁寧に研ぐと、日焼け部分だけが取れてきれいになります。
どのお手入れも大変じゃん!って思った方は、日頃から本の保管の仕方や扱いには気をつけましょう。本は日の当たらない、通気性の良い場所にカバーをつけて保管しましょう。

私は最強

昔はよく雑誌に載っていた星占いを読むのが好きでした。子供の頃、占いやおまじないとかそういった神秘的なものに憧れを持ったりするものですよね。雑誌の星占いにはじまり、おまじないの本、タロットカード占いの本…そんなものをたくさん集めいていました。
最近はすっかり占いとかそういうスピリチュアルなものから遠ざかってしましたが、ふと自分の名前の姓名判断をネットでしてみる機会がありました。今まで自分の名前の姓名判断なんて気にしたことなかったんですけどね。子供の頃、あんなに占いとか好きだったわりに、その辺全然調べてないっていう(笑)結果、すごくいい名前なんだなってことに気づきました。きっと、うちの両親が画数なんか気にしてつけてくれたんだと思います。言われてみたらそんなことを話していたような気がします。感謝しなくては…。
そこからはじまって、自分って実は強運の持ち主なのでは?と謎の自信がわいてきて、インターネット占いで自分の運勢を占ってみることにしました。占いとひとことでいってもすごい数があるんですね。調べたらすごい数のサイトがわんさかでてきました。どれも無料とうたってますが、ある一定まで見ると、ここからは有料ですに切り替わります(笑)すごく続きがきになって思わず課金しそうになりましたが、どの占い師のサイトでも構造が同じだし、気になる点があったので課金は踏みとどまりました…!
占いって結果というより、気の持ちようというか、ポジティブになるようにすることが最大の効果じゃないかと思っています。なので、姓名判断がとても良い私は今後の運勢もきっと最強だと思うことにしました(笑)

発酵食品に興味津々

本や雑誌なんかに書かれてる情報に、すぐに飛びついてしまう私…。そんな私が今、飛びついてるいるのは発酵食品です(笑)
発酵食品は、善玉菌が腸内環境を整えてくれるのでお通じがよくなります。また腸内環境が整うことによって免疫力が高まるだけでなく、老化の原因といわれてる活性酸素を抑えてくれる効果もあるので、アンチエイジングにも良いみたいです。さらにさらに!発酵食品に含まれてるビタミンB群には代謝が良くなる作用があるのでダイエット効果もあり!?
これは…女性にはとってもよさそうですよね。積極的に食べるしかありません!
発酵食品といっても結構種類があるんですよね。改めて調べてみたところ有名なところで言えば、納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルト。調味料だとお味噌、醤油、酢あとは日本酒、ワイン、ビールなんかのお酒も発酵食品のようです。チョコレート、生ハム、ウーロン茶や紅茶も実は発酵食品らしいです。知らなかった!
中には苦手なものもあるけど種類が多いから自分が好きなものを選んで食べればいいですよね。特に紅茶とチョコレートは朗報です!きついダイエットや美容法は続きません。美味しく食べてきれいになれたら嬉しいですよね(笑)

図書館、行ってみてください

みなさんは、図書館を利用していますか?私は昔から図書館が大好きでした。小さいころ、靴をぬいで一段高くなっている子供コーナーみたいなところがあって、そこでたくさんの絵本から好きなものを探して、のんびり読むことが好きだったんですよね。絵本も好きだったけど、その子供コーナーみたいなところの雰囲気がすごく好きで、小さなテーブルや椅子なんかもあって、かわいい感じでした。
学生の頃も、図書館の自習室をよく利用していましたし、大学の頃は、パソコン利用もできることもあってよく入り浸っていました。
図書館を利用したことがない、ほとんどしないという人がいますが…もったいないです(笑)図書館にはメリットがたくさんです。
まずいちばんすごいのは「無料」ということ!!施設を利用することも、本をその場で読むことも、借りることもぜーーーんぶタダです。買うとかなり高い本も無料で読めますし、中には絶版でもう手に入らない貴重な本だったあることがあります。
あとはやはり、本の種類の多さですかね。最近、本屋さんは本が売れないこともあり、半分が雑貨売り場になっていて置かれている本が少なくなってきています。一度図書館に足を運んで、その本の多さを見てほしいです。絶対、一冊は興味のあるものが見つかると思います。
本を読むメリットは、ここでは語り尽くせないので割愛しますが、非常にたくさんあります。本を読む機会が減っている方こそ、図書館へ行ってみてほしいです。タダです。しかも、空調がしっかりときいており、読書するには最適な場所まで用意されています。
あなたは特に何か用意することもなく、ただ図書館へ行くだけでいいのです。本当に利用しないのはもったいないと思うので、ぜひお近くの図書館へ行ってみてくださいね。

湿気、気をつけてますか?

本の大敵、湿気…。本って以外とすぐ劣化してしまうのはご存知ですか?
直射日光に当たり続けていれば、色あせが生じるのは知ってるから日陰においてるって人は多いかもしれませんが、実は湿度も重要だったりします。
電子書籍はさておき…本は基本的に紙でできていますよね。紙は水分を吸いやすく湿気に弱いですから、本も当然のように湿度が高いところに長期間保存していたら劣化しちゃいます。湿気を吸った本は、ページが歪んだりカビが生えます。さらにカビが生えると、カビを餌とする虫が発生します…。とてもよくないサイクルです。
大切な本はもちろんのこと、売ろうと思ってた本が劣化してたら売れなくなるなってこともあります。本を保管するにあたって最適な湿度は40%~60%と言われてます。70%を超えると高確率でカビが生えます。
乾燥する季節も加湿器使ってませんか?本のそばに加湿器を置くのはなるべく避けましょう。湿気対策としておすすめなのが、シート式の乾燥剤を本の下や間に設置することでしょうか。あとは一年に一度、本を開いて干すと良いです。これは湿気対策だけでなく虫対策にもなります。干すのが面倒くさい場合は、本をパラパラめくるだけでも多少効果あると思います。湿気、是非気をつけてくださいね。

叙述トリックがおもしろい

私はいろんなジャンルの小説を読むんですが、ミステリーがわりと好きだったりします。一番は恋愛ものなのですが、ミステリーも恋愛ものもどちらもドキドキとするからでしょうか(笑)ミステリーだととくに「叙述トリックもの」が大好きです。読み手の先入観や思い込みを逆手に取って、気づけば作者の術中にハマってしまっている感じというか…。絶対見破ってやる!って思っててもだいたいキレイに仕掛けにはまって、見破れません。なんとなく違和感はあるけど…はっきりとはわからないという感じの危うさも嫌いではありません。多分見破るより、キレイにはまったほうが楽しめているのでしょうね。で、トリックがわかってからもう一度読み返すと、新たな発見や、伏線のきれいな張り方、回収に驚かされます。
叙述トリックものはどんなに流行っても、映像化されにくいという点がありますが、乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」の映画化は本当におどろきました。すでに小説は読んでいて、トリックの内容は知っていましたが、一体どういう方法で映像化するのかな?とおもったら…これはすごいですね。知ってても楽しめる内容ですし、これはわからないよなあと(笑)叙述トリック作品の映像化、難しいと思うけど他にもあれば見てみたいなと思いました。

怖かった絵本

小さいころの記憶ってそこまで鮮明に覚えていないのですが、そのころ読んだ絵本の内容って結構残ってたりしませんか?これって実はすごいことなんじゃないかなって思いました。
私が子供の頃に読んだ絵本って、今でも販売されている超ロングセラーで名作が多いと思うんですが、こうやって大人になってもしっかりと覚えているということは、やっぱりそれだけすぐれた作品なんでしょうね。絵柄もだけど、ストーリーが子供の心にがっちり刺さるというか…。「~~しちゃいけないよ」とか「勇気をもって~~しよう」とか教訓じみた内容が多かったせいか、ちょっと怖い話も多かった気がします。
有名所ですが「おしいれのぼうけん」や「ねないこだれだ」、「すてきな三にんぐみ」なんかは妙に覚えてますね。もしかしてちょっとトラウマにでもなってるのかな?(笑)あとは童話系も怖いものが多かった気がします。
トラウマ級に恐ろしかったのが、これも有名ですが「パンをふんだ娘」でしょうか。こちらも強めの教訓が織り込まれているからあのストーリーなのかなと思います。子供の頃に「悪いことをするれば自分に返ってくるんだよ」というメッセージを伝えるにはトラウマを伴うものなのかもしれません(笑)

読書とティータイム

読書するときに、あると嬉しいお茶とお菓子。集中して読書するのもいいけど、気楽にお茶を飲みつつリラックスして読書をするのってとっても贅沢な時間だなって思います。お茶はできれば香りの良い紅茶かハーブティーだと気分があがりますね。お菓子は、簡単につまめて手が汚れないものがベストですよね。個人的にチョコレートが大好きなんですけど、手の温度でチョコレートが溶けて、本についちゃうこともあるので、読書のお供にはあまり選びません。どうしてもチョコレート! って時はポッキーとかチョコチップクッキーとか、きのこの山みたいに、つかんでもチョコレートが手につかないタイプのものにしています。ポテトチップスとかポップコーンなんかも好きですが、こちらも本が油汚れしてしまうのが難点…。最近では、スナック菓子専用のお箸やトングなんてものがあって、手を汚さずに食べられるようですが、いちいちそれを持つのもなっていう(笑)
個人的におすすめなもの

1位:クッキー
紅茶との相性バツグンです!
ただ大きさや形状によってはポロポロ崩れてくるのが難点。

2位:グミ
手が汚れず気軽につまめて、香りが良いです。

3位:キャラメル
こちらも手が汚れません。それに一度口に入れるとわりと長持ちするので読書に集中できます。

他にもおすすめのお菓子があったらぜひ知りたいです(笑)

おやゆび姫の物語

少し目にポストに色鮮なチューリップの写真の絵葉書が投函されていました。どうやら祖母が富山に旅行に行った際に送ってくれたもののようです。富山といえば、日本一のチューリップ球根出荷量ですもんね。県花もチューリップですし。どうやら富山はチューリップの栽培に適した気候と環境を持ち合わせているようです。
チューリップといえば、子供のころ読んだアンデルセンの童話「親指姫」を思い出します。桃から生まれたり、竹から生まれるのではなく、可憐なチューリップから生まれるというところに憧れました(笑)持ってた絵本のイラストも華やかでお気に入りの一冊。イラストの印象は強く残ってるものの、どんなストーリーだっけと思ってあらすじを調べてみたら…。小さくてかわいいおやゆび姫は、その可愛さゆえに、いろいろな生物(男性)から言い寄られ困難として立ちふさがるも、周りの協力を得て、最終的には花の国の王子様と結婚して幸せになるというものでした。
うーん…小さなおやゆび姫の冒険譚といえばそうなんでしょうけど、そこまで悪いことをしていない男性陣をわたしのお眼鏡にはかなわないと振りまくって、周りにその可愛さから協力を得て、一番協力的だったツバメを裏切って(?)王子様と結婚…。
私の心が荒んでしまったのかなかなかダークなストーリーに見えました(笑)