小さいころの記憶ってそこまで鮮明に覚えていないのですが、そのころ読んだ絵本の内容って結構残ってたりしませんか?これって実はすごいことなんじゃないかなって思いました。
私が子供の頃に読んだ絵本って、今でも販売されている超ロングセラーで名作が多いと思うんですが、こうやって大人になってもしっかりと覚えているということは、やっぱりそれだけすぐれた作品なんでしょうね。絵柄もだけど、ストーリーが子供の心にがっちり刺さるというか…。「~~しちゃいけないよ」とか「勇気をもって~~しよう」とか教訓じみた内容が多かったせいか、ちょっと怖い話も多かった気がします。
有名所ですが「おしいれのぼうけん」や「ねないこだれだ」、「すてきな三にんぐみ」なんかは妙に覚えてますね。もしかしてちょっとトラウマにでもなってるのかな?(笑)あとは童話系も怖いものが多かった気がします。
トラウマ級に恐ろしかったのが、これも有名ですが「パンをふんだ娘」でしょうか。こちらも強めの教訓が織り込まれているからあのストーリーなのかなと思います。子供の頃に「悪いことをするれば自分に返ってくるんだよ」というメッセージを伝えるにはトラウマを伴うものなのかもしれません(笑)
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怖かった絵本
読書とティータイム
読書するときに、あると嬉しいお茶とお菓子。集中して読書するのもいいけど、気楽にお茶を飲みつつリラックスして読書をするのってとっても贅沢な時間だなって思います。お茶はできれば香りの良い紅茶かハーブティーだと気分があがりますね。お菓子は、簡単につまめて手が汚れないものがベストですよね。個人的にチョコレートが大好きなんですけど、手の温度でチョコレートが溶けて、本についちゃうこともあるので、読書のお供にはあまり選びません。どうしてもチョコレート! って時はポッキーとかチョコチップクッキーとか、きのこの山みたいに、つかんでもチョコレートが手につかないタイプのものにしています。ポテトチップスとかポップコーンなんかも好きですが、こちらも本が油汚れしてしまうのが難点…。最近では、スナック菓子専用のお箸やトングなんてものがあって、手を汚さずに食べられるようですが、いちいちそれを持つのもなっていう(笑)
個人的におすすめなもの
1位:クッキー
紅茶との相性バツグンです!
ただ大きさや形状によってはポロポロ崩れてくるのが難点。
2位:グミ
手が汚れず気軽につまめて、香りが良いです。
3位:キャラメル
こちらも手が汚れません。それに一度口に入れるとわりと長持ちするので読書に集中できます。
他にもおすすめのお菓子があったらぜひ知りたいです(笑)
おやゆび姫の物語
少し目にポストに色鮮なチューリップの写真の絵葉書が投函されていました。どうやら祖母が富山に旅行に行った際に送ってくれたもののようです。富山といえば、日本一のチューリップ球根出荷量ですもんね。県花もチューリップですし。どうやら富山はチューリップの栽培に適した気候と環境を持ち合わせているようです。
チューリップといえば、子供のころ読んだアンデルセンの童話「親指姫」を思い出します。桃から生まれたり、竹から生まれるのではなく、可憐なチューリップから生まれるというところに憧れました(笑)持ってた絵本のイラストも華やかでお気に入りの一冊。イラストの印象は強く残ってるものの、どんなストーリーだっけと思ってあらすじを調べてみたら…。小さくてかわいいおやゆび姫は、その可愛さゆえに、いろいろな生物(男性)から言い寄られ困難として立ちふさがるも、周りの協力を得て、最終的には花の国の王子様と結婚して幸せになるというものでした。
うーん…小さなおやゆび姫の冒険譚といえばそうなんでしょうけど、そこまで悪いことをしていない男性陣をわたしのお眼鏡にはかなわないと振りまくって、周りにその可愛さから協力を得て、一番協力的だったツバメを裏切って(?)王子様と結婚…。
私の心が荒んでしまったのかなかなかダークなストーリーに見えました(笑)
積極的なヒロインはだめ?
恋愛小説や恋愛マンガなんかを読んでいると、主人公であるヒロインの特性によって、物語の楽しめる度合いが変わって来る気がしています。内容にちょっと大人向けな性愛描写がある場合、ヒロインがわりと受け身であることが多いんですよね。好きな人と『そういうこと』はしたいけど、自分からは恥ずかしくて言えない。だからヒーローサイドのほうがゴリゴリ押してきて、『わたしは別にしたくないんだけど…仕方なく…』みたいな流れが多い気がします。もちろんそれがだめなんて思ってませんよ?強引に迫ってくる男性、素敵だなって思うし胸もキュンキュンします(笑)
女性向けだとあんまり見かけないけど、積極的な女性…今でいう肉食系女子に魅力を感じます。自分が思っていること、感じていること、したいことを遠慮せず行動に移せる女性ってかっこいいし、そっちのほうが幸せになれるんだろうなあなんて。自分がそうじゃないからこそ、憧れるし魅力を感じるんですけどね。けど、あんまりそういうヒロインが多くないってことは需要がないのかな?今は多様性が重視される時代だし、積極的な女性がもっと増えてもいいじゃないかな?
ってことで、あまりそういう小説がないなら…自分で書いちゃおうかな、なんて(笑)
大好きな少女コミックを本屋さんで
先日、幼い頃から大好きなコミックの新巻が発売されました!当時も大好きでしたが大人になった今、改めて読むとまた違った楽しみがあって、心もほっこりするし、新巻が本当に楽しみでした。発売日は即本屋さんへ向かいました!
この作品、いつかの回に古本屋さんを題材したものがあって、主人公のお母さんが「作者さんを応援するなら町の本屋さんで買って欲しい」って教える話がありました。その中で古本屋さんのこともちゃんとカバーするセリフもあって、もうこれは小学校の授業の教材で扱うべきじゃないかしら!?と思いましたね!
新巻に収録されたお話も難しいテーマや学校での子供たちの悩みの種みたいなものがたくさん詰まっていて、1つ1つがすごく丁寧に描かれていました。実は少し泣いてしまったり(汗)
子供にはもちろん、私たち大人にも寄り添ってくれるこの作品が本当に大好きです。すでに新巻、5回くらい読み返しました!もともと小学生向け漫画だからすぐに読めちゃういます。疲れてホッとしたい時にまた読み返したいと思います。
こんな素敵な作品を生み出してくれた作者さんのこと、これからもずっと応援しています。また本屋さんで買わせていただきますね、先生。
店舗に足を運ぶからこその楽しみ
最近ふと思うのですが本屋さんって変わりましたよね?私が子供の頃と比べて、とってもオシャレなお店が増えた気がします。文房具だけじゃなくちょっとした雑貨やお洋服まで売っていたり、置いてある本もですがなんて言うんだろうちょっとしたオシャレなものをぎゅっと集めたような感じでしょうか?もちろんそんな本屋さんばかりではありませんがなんとなく「本屋も変わったなぁ」なんて思いました。
それとも私が足を運ぶお店がそういう系統が多いだけでしょうか?田舎や昔ながらの本屋さんは今どのくらい残っているのかな。ネットで簡単に注文できるし、電子書籍もありますから本屋さんも大変ですよね。お洒落な店舗も昔ながらの店舗も私は大好きです。どうか便利なこの時代に負けないで欲しいです。
本屋さんで買った本を「早く読みたいなぁ」って大事に抱えて歩く帰り道なんて、私にとってはすごく楽しい時間なのですが…共感してくれる人はいるでしょうか?本じゃなくても、一目惚れしたワンピースとか、アイシャドウとか。「早く着たいなぁ」「似合うかなぁ」って手に持つショップバック見るだけでルンルンしませんか?
便利では無いかもしれないけどそういう日常の小さなワクワクをいつまでも忘れないでいきたいと思います。
本は自分の一部になる
先日美容院で読んでいた雑誌の特集に「人生を変えた本」特集っていうのをやっていてじっくり読んでしまいました。
「変えた」まではいかなくても「ずっと心に残ってる」とか「影響を受けた」本なら誰でも1冊はあるのではないでしょうか。私にももちろんありますよ。でも1冊だけ教えてくださいって言われたら難しいですね。大好きですごく大切にしている本がいくつもあるので選べないです!
その雑誌には自己啓発本が多く紹介されていましたが、小説も、漫画も、小さい頃読んでいた図鑑とかだってその人にとっては自分を形成した一部なんだろうなって私は思います。だから小さい頃からたくさんの本に触れて欲しいし、大人になって忙しくなっても本と触れ合う時間は大切だと思うんですよね。
気づいたり、知ったり、考えたり、すごく豊かな時間になります。さっきも書いたけど漫画だって全然アリ!きゅんってときめいたり、熱くなったり、感動して泣いてしまったり、心が動くのもいいんですよね。
こうやって書いてると読みたい欲がムクムクしてきますね(笑)
特集に載ってた本でいくつか私も読んでみたいのがあったので近々買って読んでみようと思います♪私に良い影響を与えてくれますように♪
幾度となく読み返す海のある街を舞台にしたマンガ
海のある街を舞台にしたお気に入りのマンガを読み返してみました。この作品はある夏に起こった数奇な出来事を描いており、どれも不思議でどこか芸術的な香りを含んだストーリーです。私の身の上には起こったこともないような摩訶不思議な出来事が忽然と起こり、そしてゆっくりと風化してゆくような淡々とした作品です。例えば、ガラクタのようで見方によっては宝物のような漂流物が流れ着く海岸のこと、昔から言い伝えられている伝説が記された小説にあるエピソードが実際に起こってしまう出来事など、非常に奇妙なことがこの街には多々起こるのです。しかしながら、それらをあたかも当たり前のように捉えて受け入れる登場人物達の姿は非常に味わい深く、最大の魅力でもあります。私は頻繁にこのマンガを読み返しているためか、ページを開く度に懐かしさを感じると共にまるでマンガの舞台なった海辺の街の住人になったような気持ちになるのです。できることなら美しい海が広がるこの土地に住んでみたいというささやかな願望も生まれて来るのでした。
季節の移り変わりの中で、人も街も変化を遂げてゆくことを感じながら、非常に個性的な登場人物達と後味がよいさっぱりとしたストーリーに心から愛着を抱いております。それが何度もこの作品を手にする最大の理由だと感じています。
会社のトップに立つ人に宿る強靭な精神
先日、若くして会社を立ち上げた男性が執筆した本を読みました。今まで起業家の書籍を手にしたことはあまりありませんでしたが、非常に面白かったため最後までノンストップで完読したのでした。ITバブルに差し掛かる前に起業し、バブルの崩壊により大きな挫折をしながらも、現在はたくさんの従業員が働く企業へと成長させた社長が記した文章は非常に胸を打つものでした。また社長イコール大金持ちというイメージが先行してあった私には、この本を読んだことで大きなカルチャーショックを受けたのでした。そこにはお金を生み出すことは基より熱意と仕事への大きな愛情が感じられたことは言うまでもありません。そのモチベーションは誰でも持つことが出来るものではないように感じました。
また90年代に起こったITバブルとその崩壊について書かれた文章からは、今まで知らなった経済や株についての動きを知るためのもよい勉強になりました。素人の私には株を上場させることがここまで大変なことだと思っておらず、経営者達がどれだけの困難を乗り越えて今に至るかを知るよい機会にもなったと思います。
この作品は、著者が心の中をさらけ出すように苦しかった時代を書いていることが最も印象的でした。そこからはどんな成功者であっても苦節を経験しながら、それを糧に生きていることが分かります。そしてハングリー精神という言葉だけでは表現できないような行動力が備わっていると強く感じました。この作品との出会いをきっかけに、これから様々な分野で活躍する社長や経営者の書籍をもっと読んでいきたいと思ったのでした。
幾つになっても楽しく生きたい
年を重ねることはたくさんの楽しみを知ることでもあり、それと同時に悩みや不安にさいなまれる頻度が増えてゆくことでもあります。例えば老後の蓄えや十年後のライフスタイルなど、マイナス方向へいざなう思考は行き場のない不安を抱きかねません。こんつめ過ぎることはよくないとは分かっていても、こうした懸念が頭の中に浮かぶとなかなか消えずに大きく広がってしまうものです。しかしながら考えていても仕方ありません。1年先や10年先の明るい展望を抱くのではなく、ネガティブな想像を膨らませることは自らの未来をも閉ざしてしまいます。そんな不安や懸念を回避するため、私は「女性のためのライフスタイル」について書かれた本を読むことを覚えました。世の中にある多種多様な考え方を学び、一つの価値観に執着せずに幅広い考え方を持つことは、よりよい生き方を選ぶことができる方法だと知ったからです。また「知ること」や「学ぶこと」は、たくさんの選択肢を持つことにも繋がってゆくと思うようになりました。
先日読んだ本に書かれていた、「貯蓄額を他人とは比べないこと」「60歳になっても10万円位は稼ぐことができる術を身に着けておくこと」というセンテンスはとても印象に残っております。特に後者は非常に興味深く感じ、気持ちを前向きにしてくれました。
「幾つになってもやりたいことは出来る」と人生の先輩方から教わることがあります。将来の不安にさいなまれながら生きることよりも、未来を切り開いてゆく心意気を持つことは人生を楽しむためにとても必要なことなのです。